市川染五郎ら美しい少年たちの“標本姿”が明らかに 西島秀俊主演「人間標本」予告&キービジュアル&場面写真7点
2025年11月12日 06:00

西島秀俊と市川染五郎が共演する、Prime Videoのドラマシリーズ「人間標本」から、美しい少年たちの“標本姿”をとらえた予告編(https://youtu.be/PEl452H3iag)、キービジュアル、場面写真7点が一挙お披露目された。
本作は、「告白」「母性」「ユートピア」など数々の衝撃作を世に放ち続けるベストセラー作家・湊かなえ氏が、デビュー15周年を記念して書き下ろし、「一番面白い作品が書けた」と自負する同名小説をドラマ化するもの。“イヤミスの女王”と呼ばれる湊氏が、10年来温めてきた「親の子殺し」というセンセーショナルなテーマに正面から挑んだ。
(C)2025 Amazon Content Services LLC or its Affiliates.物語は、蝶の研究者・榊史朗教授が、息子・至を含む6人の少年たちを「人間標本」にしたという衝撃の告白から始まる。史朗の狂気に満ちた犯行の真相は、複数の視点で、新たな真実へと姿を変えていく。西島が史朗を演じ、市川が至役で、現代劇ドラマ初出演を果たすほか、伊東蒼、荒木飛羽、山中柔太朗、黒崎煌代、松本怜生、秋谷郁甫、宮沢りえが共演。「余命1ヶ月の花嫁」「月の満ち欠け」の名匠・廣木隆一監督が、湊氏と「母性」以来、2度目のタッグを組んだ。
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(C)2025 Amazon Content Services LLC or its Affiliates.予告編は、蝶研究の権威である史朗が放つ、「人間標本は私の作品です」という衝撃の一言で幕を開ける。山のなかで発見された6人の美少年の遺体。そして彼らを殺害し、「人間標本」として世に知らしめた犯行を認め、自首した史朗。彼が追い求めた「美を永遠に留める」執念は、最愛の息子すらも巻き込む狂気へと変ぼうする。
映像中盤では、これまでベールに包まれていた至のおぞましくも美しい“標本姿”が明らかに。「自分の息子に何したか、分かってるのか!」と迫る刑事に対して、「あなた、やっぱり何も分かってない」と冷笑する史朗の姿も映し出されている。“色彩の魔術師”と呼ばれる世界的アーティスト・一之瀬留美(宮沢)と娘・杏奈(伊東)、芸術的才能に恵まれた少年たち(荒木、山中、黒崎、松本、秋谷)、そして父を慕う至――それぞれが胸に秘めた思いが交錯し、悲劇の物語は、予想を超える結末へと突き進んでいく。彼の本質は、異常殺人者か、至高の芸術家か――本編への期待が高まる。
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(C)2025 Amazon Content Services LLC or its Affiliates.本作の美術監修・アートディレクターを務めた清川あさみによる蝶の刺繍が施されたキービジュアルには、はかなげな表情を浮かべる榊親子の姿を活写。蝶の世界に魅了され、最愛の息子までも標本に変えてしまった史朗が、至に手を伸ばしている。
場面写真では、笑顔を見せる至と、どこか固い表情の史朗という対照的な親子カットや、美しくはかない標本姿となった至などが切り取られ、耽美な世界観を垣間見ることができる。
「人間標本」(全5話)はPrime Videoで、12月19日から全話一挙配信。