ハローキティのハリウッド映画、2028年7月全米公開へ
2025年10月30日 19:35
Photo by Rolf Vennenbernd/picture alliance via Getty Images世界的人気キャラクター「ハローキティ」のハリウッド映画が、2028年7月21日に全米公開されることが発表された。ワーナー・ブラザース、サンリオ、ハローキティの公式Instagramアカウントで発表された。
米バラエティの取材に対し、ワーナーは「本作はハローキティのハリウッド劇場デビュー作となり、ハローキティと仲間たちが映画的冒険に乗り出す。あらゆる年齢の観客を喜ばせることは間違いない」と返答。ストーリーの詳細は明らかになっていない。
ハローキティは口がないキャラクターで、これまでのアニメシリーズでは一度も喋ったことがない。今作で声を持つキャラクターとして描かれるかどうかは不明だ。
監督を務めるのは、ディズニー短編アニメ「インナー・ワーキング」を手がけたレオ・マツダ。「ズートピア」や「シュガー・ラッシュ」でストーリーアーティストとして参加した経歴を持つ。脚本は、「ウィケッド ふたりの魔女」「ザ・ロストシティ」「クルエラ」などを手がけたダナ・フォックスが最新稿を執筆している。
本作の企画は2019年、ワーナー傘下のニューライン・シネマがサンリオから映画化権を獲得したことで始動した。2021年には実写とアニメを合わせたハイブリッド作品として正式に発表され、ジェニファー・コイルとレオ・マツダの共同監督体制が明らかになっていたが、その後制作体制が変更され、レオ・マツダ単独監督のアニメ映画として進行している。
サンリオは「ハローキティ」以外にも、ぐでたまやマイメロディなどのキャラクターの映画化権を供与しており、今後の展開が注目される。
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