西島秀俊×市川染五郎「人間標本」に荒木飛羽、山中柔太朗、黒崎煌代ら 注目の若手俳優が集結
2025年10月23日 17:00

西島秀俊と市川染五郎が共演する、Prime Videoのドラマシリーズ「人間標本」に、荒木飛羽、山中柔太朗、黒崎煌代、松本怜生、秋谷郁甫が出演していることが分かった。あわせて、本作の美術監修とティザービジュアルのアートディレクターとして、人気アーティスト・水川あさみの参加が発表された。
本作は、「告白」「母性」「ユートピア」など数々の衝撃作を世に放ち続けるベストセラー作家・湊かなえ氏が、デビュー15周年を記念して書き下ろし、「一番面白い作品が書けた」と自負する同名小説をドラマ化するもの。“イヤミスの女王”と呼ばれる湊氏が、10年来温めてきた「親の子殺し」というセンセーショナルなテーマに正面から挑んだ。
物語は、蝶の研究者・榊史朗教授が、息子・至を含む6人の少年たちを「人間標本」にしたという衝撃の告白から始まる。史朗の狂気に満ちた犯行の真相は、複数の視点で、新たな真実へと姿を変えていく。西島が史朗を演じ、市川が至役で現代劇ドラマ初出演を果たす。「余命1ヶ月の花嫁」「月の満ち欠け」の名匠・廣木隆一監督が、湊氏と「母性」以来、2度目のタッグを組んでいる。
新たに出演が発表された5名が演じるのは、危うくも美しき少年たち。“色彩の魔術師”と呼ばれる世界的アーティスト・一之瀬留美(宮沢りえ)に芸術的才能を見出された彼らは、それぞれが異なる資質と優れた色彩感覚を持っており、写実的な作品を得意とした絵画の才能に秀でた史朗の息子・至と共に、留美主催の絵画合宿に参加することになる。山奥にひっそりと佇む留美の別荘に集まった6人の想いが交錯する中、留美の口から合宿の“ある目的”が告げられた時、悲劇の幕が開く――。

「二原色の色覚」による独創的な世界を白と黒の水墨画で描く白瀬透役に荒木飛羽、普段は物静かだが、胸に秘めた熱い魂を赤色のバラで鮮やかに描き出す赤羽輝役を山中柔太朗(M!LK)、不遇な境遇に縛られず、ダイナミックなウォールアートを得意とする石岡翔役には黒崎煌代、難関美術予備校に通うエリートで、独創的な青色の世界を描くことが得意な深沢蒼役を、俳優デビュー3年目にして大河ドラマ「豊臣兄弟!」出演も控える松本怜生、“BW(Black and White)”という名ですでに世間から注目を集め、文字の無い新聞で人の悪意を風刺画として描くことが得意の黒岩大役を「ブルーピリオド」の秋谷郁甫が担う。
本作の美術監修及びティザービジュアルのアートディレクターとして参加が発表された清川あさみは、「湊かなえさんの世界を形にしていくことが何より嬉しく、この挑戦に関われることへの高揚感がありました」と喜びのコメントを寄せた。ティザービジュアルは、市川演じる榊至と少年たちが横たわり、彼らが人間標本として収集される運命を暗示させる。また、蝶の刺繍などのアートワークが施されており、美しくも淡く儚い世界観を創出し、本作が孕むミステリアスな物語への想像を膨らませる。
「人間標本」(全5話)はPrime Videoで、12月19日から全話一挙配信。キャスト陣ならびに水川のコメント全文は以下のとおり。





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