タイトルに偽りなし! 激しくガチな“KILL”シーン撮影の裏側に迫る「KILL 超覚醒」メイキング映像
2025年10月23日 16:00

インドのバイオレンス・アクション映画「KILL 超覚醒」から、そのタイトルに偽りのない“KILL”シーンの裏側を捉えたメイキング映像が公開された。
本作は、第48回トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門でのワールドプレミアを皮切りに、世界各国の映画祭で称賛を浴び、2025年国際インド映画アカデミー賞で5部門を受賞。「ジョン・ウィック」シリーズのチャド・スタエルスキ監督によるプロデュースでハリウッドリメイクも決定している。

舞台となるのは、インド東部ジャールカンド州から首都ニューデリーへの約1200キロのルートを疾走する寝台列車。そこに偶然乗り合わせた特殊部隊の最強戦士と、総勢40人の最凶強盗一族との死闘の行方を、途中停車なし、逃げ場なしという究極のソリッド・シチュエーションとともに映し出す。
メイキング映像は、本作のアクションの裏側を惜しみなく映し、キャストとスタッフが熱量高く撮影を振り返っている。本作の日本版劇場予告編の制作に際して、映倫からNG判定されたいくつかのシーンを削除せざるを得なかったというが、メイキング映像でも過激で“ガチ”なアクションを垣間見られる。
主人公の宿敵ファニを演じたラガブ・ジュヤルは「これまでのインド映画にはないアクションだ」と語っている。そんな理想のアクションを実現するため、韓国から「スノーピアサー」「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」のアクションを担当したアクション監督オ・セヨンと彼のチームが招かれている。

アクション監督マネージャーのキム・スンヒョンは、「この映画の特徴は物凄い数のアクションがとても狭い空間で展開すること」と語り、主演を務め、激しいアクションに挑んだラクシャは、「ニキル(監督)はアクションをとてもリアルに描いた。いつしかとても興奮していたよ」と撮影を振り返っている。監督・脚本のニキル・ナゲシュ・バートは「すべての“キル”が他のものとは違っていてほしかった」と演出の意図を語ったが、プロデューサーのグニート・モンガ・カプールは「世界中の数多のアクション振付家と話した。ユニークなアイディアで際立っていたのが韓国のオ・セヨン氏だった。その時から韓国とインドのアクションチームが協働するパートナーシップが生まれたんだと思う」とオ・セヨンを招いた理由と、本作のアクション誕生の裏側を明かした。

また、主演のラクシャは「全てが自然に見えるように作られ、戦っているように見えない。かっこつけているようにも、殺そうとしているようにも見えない。実際に“殺している”んだ!」とリアルを徹底追及したことを強調。映像は、その言葉を証明しており、激しくリアルなアクションを切り取っている。
「KILL 超覚醒」は、11月14日から新宿ピカデリーほか全国公開。R15+。
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