ビートルズ伝記映画、ブライアン・エプスタイン役にジェームズ・ノートン
2025年10月19日 15:00

「007 スカイフォール」「1917 命をかけた伝令」のサム・メンデス監督が伝説的ロックバンド「ザ・ビートルズ」の物語を描く新作プロジェクトに、英俳優ジェームズ・ノートン(「JOY 奇跡が生まれたとき」)がブライアン・エプスタイン役で出演することがわかった。米バラエティが報じた。
本作は、世界で最も偉大なバンドの軌跡を各メンバーの視点から独立した4本の映画として描くもので、ポール・マッカートニー役にポール・メスカル、ジョン・レノン役にハリス・ディキンソン、ジョージ・ハリスン役にジョセフ・クイン、リンゴ・スター役にバリー・コーガン(「Saltburn」「イニシェリン島の精霊」)が決定している。
ノートンが演じるエプスタインは1961年に「ザ・ビートルズ」と出会い、彼らを世界的な成功に導いたことで知られるマネージャー。67年に薬物の過剰摂取により32歳の若さで他界した。ちなみに、現在日本公開中の伝記映画「ブライアン・エプスタイン 世界最高のバンドを育てた男」では、エプスタイン役をジェイコブ・フォーチュン=ロイドが演じている。
新作のキャストはほかに、シアーシャ・ローナンがポール・マッカートニーの元妻で写真家のリンダ・マッカートニー役、アンナ・サワイがジョン・レノンの妻で前衛芸術家のヨーコ・オノ役、エイミー・ルー・ウッドがジョージ・ハリスンの元妻でモデル・写真家のパティ・ボイド役、ミア・マッケンナ=ブルースがリンゴ・スターの元妻モーリン・スターキー役を演じると見られている。
4作品は、ジェズ・バターワース(「フォードvsフェラーリ」「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」)、ピーター・ストローハン(「教皇選挙」「裏切りのサーカス」)、ジャック・ソーン(Netflixシリーズ「アドレセンス」)が脚本を執筆。すべて、米ソニー・ピクチャーズ配給で2028年4月に全米公開される。