久石譲がハリウッド映画初進出!マーゴット・ロビー&コリン・ファレル「ビューティフル・ジャーニー」日本版予告公開
2025年10月16日 12:00

マーゴット・ロビー&コリン・ファレルが主演を務める映画「ビューティフル・ジャーニー ふたりの時空旅行」の予告編(https://youtu.be/9j02lXwTpCk)、日本版ポスター、音楽を担当する久石譲のコメントが披露された。
友人の結婚式で出会った男女がレンタカーのカーナビに導かれてたどり着いた、奇妙な“ドア”。通り抜けると<人生で一番やり直したい日>へとタイムスリップしていた…。最悪な思い出から最高の愛を見つけるための、ふたりの時空旅行がはじまる─。
日本版予告では、前半部分に久石が手掛けた劇中音楽が使用されており、本作の美しくも不思議な世界観が見事に表現されたメロディが鳴り響く。大草原にぽつんと佇む“赤いドア”や植物園のような場所に現れた“青いドア”といった、本作のキーアイテムである<時空旅行へと誘うドア>をはじめ、その向こう側に広がる幻想的でロマンティックな世界が美しくエモーショナルに展開する。
久石はハリウッド初進出という大きな節目となった本作について「全てが新鮮で、どのように曲を作っていったら良いかをたくさん考えました」と振り返り、「トラウマを持っている男女が過去と向き合いながら心を通わせていくというストーリーの、ハートウォーミングなところを感じていただけるよう心がけました」とコメント。かねてより久石の大ファンであるコゴナダ監督については、「彼は本当に素晴らしいです」と褒めたたえ、「コゴナダ監督はまるで絵画のように綺麗な映画を撮られる方なので、その映像とマッチングするようにしっかり書こうと思いました」と意気込みを語り、結果として「ハリウッド映画ということでポップスミュージックも多く使われている分、僕は自分のスタイルの曲だけを書くことができた」「自分なりにとても満足のいく仕事ができたと感じています」と自信を見せる。
Photo: Nick Rutter久石は、先月に米ニューヨークで開催された本作のプレミアイベントにも登壇。主演のコリン・ファレル&マーゴット・ロビーとの3ショットや、久石が音楽を手掛けたスタジオジブリの大ヒット映画「ハウルの動く城」にちなんだTシャツを着用したコゴナダ監督との2ショットを披露。彼らと和やかに会話する場面も見受けられた。本作の監督を務めるコゴナダはスタジオジブリの大ファンであり、本作でも宮﨑駿監督作品から大きなインスパイアを受けているとコメント。その強い思いから、同監督作品の映画音楽を手掛け、日本が誇る作曲家である久石譲へ本作の音楽を熱烈オファーし、日本とも縁深い作品となっている。
映画は12月19日公開。また、久石譲が手掛けた音楽が収録されたオリジナル・サウンドトラック(3300円、税込)が、12月10日発売される。

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