レオナルド・ディカプリオ、伝説の吸血鬼俳優の伝記映画をプロデュース
2025年10月16日 19:00

レオナルド・ディカプリオが、ハリウッド黎明期を代表するホラー俳優ベラ・ルゴシの伝記映画を開発していることが明らかになった。米Deadlineが報じている。
本作は、1931年の映画「魔人ドラキュラ」で黒マントをまとった不朽のドラキュラ像を確立したハンガリー出身の名優、ベラ・ルゴシの栄光と挫折の人生を描く企画だ。
ルゴシは1882年生まれ。ユニバーサル映画「魔人ドラキュラ」で主演を務め、「黒いスーツに黒マント」という典型的なドラキュラ像を世界に定着させた。ユニバーサルの伝説的モンスター映画シリーズの礎を築いた存在として、今なお映画史にその名を刻んでいる。晩年は薬物依存症に苦しみ、1956年に死去。葬儀の際はドラキュラ伯爵の衣装で埋葬されたという逸話が残されている。
プロジェクトは、ディカプリオの製作会社アッピアン・ウェイが、プロデューサーのアレックス・カトラーとダリル・マーシャックと共同で開発を進めている。企画は約2年前にユニバーサルに持ち込まれ、進行してきたという。関係者は「まだ初期段階のプロジェクトである」としている。
脚本を手がけるのは、「ラリー・フリント」や「マン・オン・ザ・ムーン」などで知られるスコット・アレクサンダーとラリー・カラツェウスキーのコンビだ。
この脚本家コンビがルゴシの物語を手がけるのは、2度目となる。1994年、ティム・バートン監督「エド・ウッド」で脚本を担当し、晩年のルゴシとエド・ウッドとの交流を描いた。マーティン・ランドーがルゴシを演じ、アカデミー助演男優賞を受賞している。今回の新作は、「エド・ウッド」とは対照的に、若く輝いていた時代のルゴシに焦点を当てるという。
ディカプリオ自身は俳優として、ポール・トーマス・アンダーソン監督「ワン・バトル・アフター・アナザー」に出演中で、マイケル・マン監督「ヒート2」への出演も検討中だという。
本作への関与は現時点ではプロデューサーとしてのみだが、出演の可能性も含めて今後の動向が注目される。
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