第7回「奇想天外映画祭」ラインナップ発表 「肉体の悪魔」初登場、「ウィッカーマン」「フリークス」「血を吸うカメラ」…アンドレ・マルロー監督作も
2025年9月11日 15:00

2019年から開催され、今年で第7回となる「奇想天外映画祭」が新宿 K’s cinemaで10月4日~10月24日に開催される。ラインナップ、メインビジュアル、予告編(https://youtu.be/D0nZlg2S01s)が公開された。今年のラインナップは、初登場の衝撃作に加えて、今までの映画祭で評判が高かった怪作群をアンコール上映する混合構成となる。
まずは17世紀フランスで起きた史上名高い“ルーダンの悪魔憑き事件”を鬼才ケン・ラッセル監督が正面から切り込んで作り上げた衝撃作「肉体の悪魔」。人間の真の本性に迫ったケン・ラッセルの頂点ともいえる本作が満を持して初登場。そして、2020年の奇想天外映画祭で上映されるや、即完売のロビン・ハーディー「ウィッカーマン final cut」。クリストファー・リーが自身の最高傑作と語り、アリ・アスターも「ミッドサマー」制作に大いに影響を受けたと話す問題作が再登場する。

あわせて、1932年に制作されながら今も語り継がれる衝撃作トッド・ブラウニング「フリークス」。アンコール上映はほかに、ハリー・クーメル「赤い唇」、コンラッド・ルークス「チャパクア」、マイケル・パウエル「血を吸うカメラ」、ポール・バーテル「プライベート・パーツ」、モハメッド・ラクダル=ハミナ「くすぶりの年代の記録」、ムシャ「デコーダー」、スラヴァ・ツッカーマン「リキッド・スカイ」、ルイス・ブニュエル「昇天峠」、ジョルジュ・フランジュ「赤い夜」がラインナップ。

また「肉体の悪魔」のほかに初登場となる作品としては、「人間の条件」などの小説で知られるフランスの文学者アンドレ・マルローが、1937年のスペインの激しい内戦を映画化した「希望 テルエルの山々」、トニー・ガトリフ監督が、ジプシーの流浪の歴史を、音楽を通して壮大に綴った映像叙事詩「ラッチョ・ドローム」が上映される。
そして、幕末土佐の天才絵師“絵金”を描いた中平康監督の幻の傑作「闇の中の魑魅魍魎」、麿赤兒と大駱駝艦の舞台をフィーチャーした異色のドキュメンタリー、林海象監督「ちんなねえ」も映画祭のなかで特別限定公開される。

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