新体制のパラマウントがティモシー・シャラメ&ジェームズ・マンゴールド監督の新作を獲得
2025年8月14日 15:00

スカイダンスのダナ・ゴールドバーグと元ソニー・ピクチャーズのジョシュ・グリーンスタインが共同会長に就任し、新体制がスタートしたばかりの米パラマウント・ピクチャーズが早速、ジェームズ・マンゴールド監督&ティモシー・シャラメ主演の注目の新作「High Side(原題)」を獲得した。米Deadlineが報じた。
新作「High Side(原題)」は、アカデミー賞で8部門にノミネートされたボブ・ディランの伝記映画「名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN」に続いて、マンゴールド監督とシャラメが再タッグを組む作品。ジェイミー・オリベイラの未刊行の短編小説をもとにしており、映画「ヒート」(マイケル・マン監督)と「最後の追跡」(デビッド・マッケンジー監督)をかけ合わせたような作風だという。
原作は、オートバイ世界最高峰レース「MotoGP」の元レーサーで、キャリアを失う原因になった事故の記憶と自暴自棄な家族の宿命に囚われるビリーが、FBIに追われている兄コールからバイクでの連続銀行強盗に誘われ、ハイスピードな危険とスリルの世界に引き戻されていく物語。映画化する新作は、シャラメが主人公の元レーサー役で主演し、ピーター・チャーニン(「イニシェリン島の精霊」「フォードvsフェラーリ」)の製作会社チャーニン・エンターテインメントとマンゴールド監督がプロデュース、原作者のオリベイラが脚本を手がける。

「名もなき者/A Complete Unknown」
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