マドンナの伝記映画はまだ“終わっていない”――主演ジュリア・ガーナーが告白
2025年7月31日 22:00
Photo by Kevin Mazur/MG25/Getty Images for The Met Museum/Vogue , Photo by Kevin Winter/GA/The Hollywood Reporter via Getty Imagesたび重なる中断で“お蔵入り”が噂されていたマドンナの伝記映画プロジェクトについて、主演に決定していたジュリア・ガーナーが「まだ実現する予定」と明言し、ファンに希望を与えている。「ファンタスティック4 ファースト・ステップ」でシルバーサーファー役を演じる彼女はこのほど、米ポッドキャスト「SmartLess」に登場。同プロジェクトの現状を語るとともに、マドンナ本人を前にした壮絶なオーディション体験を詳細に明かした。
司会者から「マドンナを演じることになっていたと思うが、まだ実現するのか?」と直球で問われたガーナーは、「ええ、まだ実現する予定です」と返答した。
マドンナの伝記映画といえば、「JUNO ジュノ」「タリーと私の秘密の時間」のディアブロ・コディが脚本を手がけ、「オザークへようこそ」で知られるジュリア・ガーナーがマドンナ役を演じると発表されていた。だが、2023年初頭にマドンナの「Celebration」ツアーのため製作が中断。ユニバーサル・ピクチャーズのスケジュールからも外され、プロジェクトの先行きが不透明になっていた。
マドンナの大ファンというガーナーにとって、本人を前にしたオーディションは人生最大の挑戦だった。ダンサーでも歌手でもない彼女が取った戦略は、実にマドンナ流だった。「私はただ『マドンナならどうするだろう?』って考えたんです」とガーナーは振り返る。
「『受け入れるか拒むかはあなた次第。でも拒むなら、それはあなたの損失よ』みたいな感じで。そういう心構えで、文字通りその場を支配したんです」
現在プロジェクトは新たな形で進行している。「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のショーン・レビがプロデューサーを務めるNetflixシリーズとしての展開が検討されており、昨年7月にマドンナがInstagramで脚本を修正する姿を投稿した際、作品タイトルが「Who's That Girl」であることも明らかになった。
一方で、ガーナー主演の映画版プロジェクトも完全に消滅したわけではない。マドンナ自身が監督を務める予定のこの作品は「男性社会で生き残ろうとするアーティストとしての女性の闘い」をテーマに、彼女のエンターテインメント業界での成功から「ライク・ア・プレイヤー」のリリース、「エビータ」主演、さらに「ヴォーグ」の成功に影響を与えたニューヨークのハーレム・ボールルーム・シーン(1980年代にハーレム地区で栄えたLGBTQ+コミュニティの地下文化で、ヴォーギングダンスの発祥地)との関係まで幅広く描かれる予定だ。
「素晴らしいものは時間がかかる」とガーナーは言う。複数の形態で検討が続けられるなか、マドンナの人生を描く野心的なプロジェクトは確実に動き続けている。
PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ