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「君の顔では泣けない」追加キャスト発表 朝ドラ「あんぱん」で話題の中沢元紀がキーパーソンに

2025年7月21日 12:00

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多彩なキャストが集結
多彩なキャストが集結
©2025「君の顔では泣けない」製作委員会

芳根京子と「King & Prince」の髙橋海人が初共演する「君の顔では泣けない」の追加キャストが発表され、NHK連続テレビ小説「あんぱん」で注目を集めた中沢元紀が、物語のキーパーソンを演じることがわかった。前原滉林裕太大塚寧々赤堀雅秋片岡礼子山中崇の出演も発表された。

原作は、2021年9月に発売された君嶋彼方氏のデビュー作。第12回「小説 野性時代 新人賞」を受賞し、発売前に重版が決定するなど、大きな注目を集めた。高校1年生の夏、プールに一緒に落ちたことがきっかけで、心と体が入れ替わってしまった坂平陸と水村まなみ。「これは何かの間違い」と、元に戻ることを信じてその方法を模索し奔走するが、誰にも言えない秘密を抱えた陸とまなみは、15年経っても元には戻らなかった。進学、初恋、就職、結婚、出産、親との別れ。人生の転機を入れ替わったまま経験していくふたり。しかし30歳の夏、まなみは「元に戻る方法がわかったかも」と陸に告げる。

陸役はドラマ「波うららかに、めおと日和」(CX)での好演も記憶に新しい芳根が務め、陸と入れ替わってしまうまなみ役は主演ドラマ「DOPE 麻薬取締部特捜課」(TBS)が現在放送中の髙橋が演じる。監督は「決戦は日曜日」の坂下雄一郎が務めた。

朝ドラ「あんぱん」で北村匠海扮する崇の弟役を好演し話題を呼んだ中沢が演じるのは、物語のキーパーソンとなる田崎淳一役。田崎はもともと陸の親友だったが、陸とまなみが入れ替わったことで、2人との関係性や2人に対して抱く感情が少しずつ変化していく。

難しい役どころをまっすぐに演じた中沢は、「芳根京子さんにお芝居についてご相談させていただいたり、同い年の髙橋海人くんに刺激をもらいながら撮影した日々は、とても大切な想い出です」と振り返り、本作について「切なくも、優しく温かい空気に包まれている唯一無二の作品」と表現した。中沢は現在放送中のドラマ「最後の鑑定人」(CX)にも出演中のほか、人気不良漫画を実写映画化する「WIND BREAKER ウィンドブレイカー」にも出演が決定している

波うららかに、めおと日和」(CX)でも芳根と共演した前原は、まなみの結婚相手・蓮見涼役で出演。入れ替わったまま生きる陸に寄り添い、かけがえのない存在となっていく涼が陸の決断にどんな影響を与えることになるのか、見逃せない役どころとなっている。

ドラマ「なんで私が神説教」(NTV)に出演し、「愚か者の身分」(10月24日公開)では北村匠海綾野剛と並んでメインキャストを務める林は、陸の弟・坂平禄役。「涙が止まらなかった」というファンも多い、原作の“あるシーン”を芳根とともに演じている。

さらに、大塚と赤堀がまなみの両親役、片岡と山中が陸の両親役で出演。入れ替わった子どもを目の前に、その秘密を知らずに接する難役を演じた大塚は、「芳根京子ちゃんと髙橋海人君の役に真っ直ぐに向き合う二人の瞳が切なくも強く美しい」と2人の芝居を絶賛した。そのほか、石川瑠華前野朋哉ふせえりが脇を固める。

君の顔では泣けない」は、11月14日よりTOHOシネマズ 日比谷ほかで全国ロードショー。


中沢元紀:田崎淳一 役】
この度、陸とまなみの友達である田崎淳一役を演じさせていただきました。
作品を観て、陸とまなみ2人にしか分からない、分かりようがない世界でお互いのことを慎重に確かめ合いながら歩んでいく2人に心を打たれました。
撮影日数は少なかったですが、その中でも芳根京子さんにお芝居についてご相談させていただいたり、同い年の髙橋海人くんに刺激をもらいながら撮影した日々は、とても大切な想い出です。
切なくも、優しく温かい空気に包まれている唯一無二の作品の一員になれて、とても嬉しく思います。
入れ替わって15年。誰も想像できない世界で迷いながらも、丁寧に生きる2人の人生をぜひ映画館で見届けていただきたいです。

前原滉:蓮見涼 役
君の顔では泣けない
蓮見涼役で出させて頂きました。前原滉です。
この話の主人公である、陸とまなみを演じ切った4人の方がとても繊細で素晴らしいです。
脚本を読んだ時からこの役を演じるのは大変そうだと思っていたので、映像を観て尚更そう思いました。
中身が変わるから人間関係が変わるのか
外見が変わるから周りの人に受け入れてもらえなくなるのか
自分だったらどうなってしまうか
もしかしたらこの世界のどこかで同じことが起きているのかもしれないなぁ
とか
色々な事を想像しながら完成した作品を観ました。
最後のシーンを観た後に、皆様がどう感じるのかとても楽しみです。
是非観てくださいませ!

林裕太:坂平禄 役】
坂平禄役を演じさせていただきました、林裕太です。
自分を自分らしくさせているものって何なのでしょうか。
見た目も考え方も変わっていく人間にとって、それは記憶だと私はこの作品を通して思いました。
誰かと過ごしてきた時間だけは変わらない。
人が写真を残すのはその時を形にして忘れたくないからだと思います。
禄は家族とのそんな記憶を大切にしている陸の弟です。
撮影中の芳根さん、髙橋さんお二人の佇まいは入れ替わった陸とまなみそのものでした。
寂しさとそれでも生きようとする力強い意志を一緒にお芝居していて感じました。
陸とまなみ、二人が歩んできた道のりをより多くの方に辿って頂けたらと思います。

大塚寧々:水村渚 役】
その題名、どういう意味なのか、何が起こるのか、色々な想像を掻き立てられました。その秘密は少しずつ明かされ、あっという間にその世界に引き込まれました。入れかわってからの15年だけではなく、その後の15年も丁寧に描かれている事に驚き、素晴らしい物語だと心から思いました。
陸とまなみ、その役を生きる芳根京子ちゃんと髙橋海人君の役に真っ直ぐに向き合う二人の瞳が切なくも強く美しい。ありえないと思う事が起きた時、人はどう向き合うのか。驚き戸惑いながらも、どう生きていくのか。今までは自分のことだけ考えていたけど、入れ替わることによって相手のことも考えなくてはならない、一人ではない、二人の決断、そして周囲の人々の気持ちと行動。親としてどうすればいいのか、何が出来るのだろうか。
「私が救われたように、私もいつでも救い続けるよ」という劇中の言葉が心の奥深くまで届きました。人としての優しさ、温かさに溢れている作品です。

赤堀雅秋:水村治 役】
とにかく今、誰と喋っているのか常に混乱してた記憶です。父親役の自分でさえそうなのですから主人公のお二人はおそらくノイローゼ。ま、本来の人生でも「自分が何者なのか」に翻弄され続ける日々。だからきっと、そんな映画なんだと思います。

片岡礼子:坂平葉月 役】
最初は身体が入れ替わると生活の何がどうなるのか興味が沸き、戻れないならどうするかと想像すると、絶望感と孤独が押し寄せてきました。最後まで想像が追いつかない脚本でした。
芳根さん、髙橋さんとの共演を振り返ると涙目になります。なぜなら二人は、映画の中の置かれた立場の混乱を受けとめ、真摯に考え抜くことで新たな壁にぶつかり続けていたからです。俳優として苦悩の連続だったと思われます。ひたむきに二人がこの役を生きてくださることが、状況を分からない親の役として救いでした。二人の真摯さを包む現場も素敵でした。監督が丁寧に向き合ってくださることで、体験したことのない設定も悩み過ぎずに過ごせました。
いま見えている世界は、一つではないのかもしれない。それでも人が愛おしい存在であることに変わりはないと感じられる映画です。この映画を観終わった後は、世界が変わって見えると思います。ぜひ劇場でお楽しみください。

山中崇:坂平春樹 役】
陸の父、坂平春樹を務めました。
入れ替わってしまうという運命の悪戯に、前を向いて日々を懸命に生きる陸とまなみのふたりの姿がとてもたくましく、そしてとても愛おしく感じられました。
脚本を読んで、世界は自分を映す鏡。という言葉を思い出しました。もしかしたら僕はあなただったかもしれない、あなたは僕だったかもしれない。その想像力があればきっと、人にやさしくなれる。
この作品はその大切さを語りかけてくれているように思いました。
いま、この時代にこそ、響いてほしいと思います。ご覧いただけたら嬉しいです。

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