スカーレット・ヨハンソン、歴代最高興行収入俳優に 最新作「ジュラシック・ワールド 復活の大地」が世界的大ヒット
2025年7月9日 14:00

米人気女優のスカーレット・ヨハンソンが、映画史上歴代最高興行収入俳優の座に就いた。最新作「ジュラシック・ワールド 復活の大地」の世界的大ヒットにより、キャリア総興行収入が148億ドル(約2兆2000億円)に到達。これまで記録を保持していたサミュエル・L・ジャクソンの146億ドルを上回った。
「ジュラシック・ワールド 復活の大地」は公開から6日間で、世界総興収3億1800万ドルという驚異的なスタートを切った。この成功により、ヨハンソンは長年マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)で共演してきた俳優仲間たちを抜き去る快挙を達成した。
興行収入データを集計するThe Numbersによると、歴代最高興行収入俳優トップ5のうち4人がマーベル映画出演者である。ヨハンソンに続くのは、サミュエル・L・ジャクソン(146億ドル)、ロバート・ダウニー・Jr.(142億ドル)、ゾーイ・サルダナ(142億ドル)、クリス・プラット(141億ドル)となっている。唯一マーベル未出演のトップ5入りはトム・ハンクスである。
ヨハンソンの興行収入記録の大部分は、MCUでのブラック・ウィドウ役が占めている。「アベンジャーズ エンドゲーム」(27億ドル)、「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」(20億ドル)、「アベンジャーズ」(15億ドル)、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」(14億ドル)、「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」(11億ドル)など、9作品のマーベル映画出演により約118億ドルの興行収入を記録している。
しかし、ヨハンソンの魅力はマーベル作品だけにとどまらない。「LUCY ルーシー」(4億5700万ドル)、ディズニー実写版「ジャングル・ブック」(9億5100万ドル)など、多様なジャンルで安定した興行成績を残してきた。
演技力も高く評価されており、ノア・バームバック監督の「マリッジ・ストーリー」(2019年)でアカデミー主演女優賞、タイカ・ワイティティ監督の「ジョジョ・ラビット」(2019年)で同助演女優賞にダブルノミネートされている。
ただし、ヨハンソンがこの記録を保持できるかは不透明である。ゾーイ・サルダナは今年公開予定の「アバター ファイア・アンド・アッシュ」で大きな興行収入が期待されている。また、ロバート・ダウニー・Jr.は2026年12月公開の「アベンジャーズ ドゥームズデイ」でドクター・ドゥーム役としてMCUに復帰する予定で、記録奪還の可能性がある。
それでも、ヨハンソンには今後も多くのプロジェクトが控えている。ジェームズ・グレイ監督のクライム・ドラマ「ペーパー・タイガー(原題)」では、アダム・ドライバー、マイルズ・テラーと共演し、ディズニーの「タワー・オブ・テラー」映画化作品の開発も進めている。
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