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三宅唱監督×シム・ウンギョン「旅と日々」ロカルノ国際映画祭に出品決定! 喜びの声が届く

2025年7月8日 18:00

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第78回ロカルノ国際映画祭への正式出品が決定
第78回ロカルノ国際映画祭への正式出品が決定
(C)2025「旅と日々」製作委員会

三宅唱監督が、シム・ウンギョン堤真一を迎えてメガホンをとった映画「旅と日々」が、第78回ロカルノ国際映画祭インターナショナル・コンペティション部門に正式出品されることが決定。これを受け、三宅監督とシム・ウンギョンから喜びのコメントが寄せられた。併せて新たな場面写真5点が披露された。

画像2(C)2025「旅と日々」製作委員会

ケイコ 目を澄ませて」(22)、「夜明けのすべて」(24)など、作品を発表するごとに国内の映画賞を席捲し、ベルリン国際映画祭にも3作品が出品されるなど、現在の日本映画界をけん引するひとりとなった三宅監督。最新作「旅と日々」は、つげ義春の漫画「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」を原作に、脚本家の李(シム・ウンギョン)が旅先でのべん造(堤真一)との出会いをきっかけに、人生と向き合っていく過程を李本人が綴っていく物語。ひっそりと身を寄せ合う登場人物たちが、やさしさと愛おしさあふれるまなざしで描かれる。

過去にロカルノ国際映画祭で最高賞となる金豹賞を受賞した日本映画には、衣笠貞之助監督の「地獄門」(53)、市川崑監督の「野火」(59)など日本映画界の巨匠の作品が並んでいる。近年では、青山真治監督「共喰い」(13)や濱口竜介監督の「ハッピーアワー」(15)がラインナップされた。三宅監督作品は「Playback」(12)以来、13年ぶり2本目の出品となり、本作の公式上映には三宅監督と主演のシム・ウンギョンが参加を予定している。

画像3(C)2025「旅と日々」製作委員会
画像4(C)2025「旅と日々」製作委員会

新たに公開された場面写真は、脚本家の李が雪景色のなかに佇む姿や魚沼(佐野史郎)から、これから始まる旅を示唆するかのようにカメラを手渡される姿、そこにリンクするかのように夏の海でカメラを向けられる夏男(髙田万作)の後姿、自然に囲まれ息を呑みながら空を見上げる渚(河合優実)の姿など、どこか浮世離れしたような雰囲気と、そこに息づく何気ない人々の営みを捉えている。

旅と日々」は、11月7日からTOHOシネマズシャンテ、テアトル新宿ほか全国ロードショー。三宅監督とシム・ウンギョン、ロカルノ映画祭選考委員会のコメント全文は、以下のとおり。

画像5(C)2025「旅と日々」製作委員会
画像6(C)2025「旅と日々」製作委員会

三宅唱監督
ロカルノは私が初めて参加した国際映画祭でした。映画そのものへの親密な敬意が息づくあの空気を思い出すと、今も背筋が伸びます。10年以上を経て、「旅と日々」とともに再訪できる縁を、嬉しく、意味深く受けとめています。俳優やスタッフが季節をまたいで積み重ねてきた確かな仕事を、何より誇りに思います。

三宅唱監督の素晴らしい世界観に参加できたことをとても光栄に思っています。そして、ロカルノ国際映画祭という素敵な舞台で、皆さまに本作をお届けできることに、今から胸が高鳴っています。「旅と日々」の初めての旅路、どうぞご一緒にお楽しみいただければ幸いです。

■ロカルノ映画祭選考委員会
旅と日々」は、まさに日本映画の最高峰を体現していると思います。哲学的でありながら気取らず、瞑想的でありながら地に足がついている。人生の意味や、私たちが(なぜか)選ぶ道、そして出会いがどのように私たちの存在の一部になっていくのかを静かに見つめている。この映画は、非常に繊細に、本質的な何か、人間の深い部分に触れています。

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