ハッピーアワー

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ハッピーアワー
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解説

演技経験のない4人の女性を主演に、ごく普通の30代後半の女性たちが抱える不安や悩みを、総時間317分の緊迫感あふれるドラマとして描いた。映画学校の生徒たちを起用した4時間を超える大作「親密さ」や、東北記録映画3部作(「なみのおと」「なみのこえ」「うたうひと」)など挑戦的な作品作りを続ける濱口竜介監督が手がけ、スイスの第68回ロカルノ国際映画祭で、主演4人が最優秀女優賞を受賞した。30代も後半を迎えた、あかり、桜子、芙美、純の4人は、なんでも話せる親友同士だと思っていた。しかし、純が1年にわたる離婚協議を隠していたことが発覚。そのことで動揺した4人は、つかの間の慰めにと有馬温泉へ旅行にでかけ、楽しい時間を過ごすが……。

2015年製作/317分/日本
配給:神戸ワークショップシネマプロジェクト

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(C)2015 神戸ワークショップシネマプロジェクト

映画レビュー

3.55時間17分

2020年3月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

なんと5時間17分という長尺作品で、観終わった後には達成感が得られる。
30代後半の女子の友人4人が主人公、あかりはバツイチの看護師で物事をはっきりさせないと気に入らない。
桜子は専業主婦で義母と同居、中学生の息子がいる。
編集者である夫を助ける芙美は二人の関係が上滑りしていると思っていた。
純は離婚裁判中で、妻に浮気され離婚を持ち出された夫は、理系で別れる気はないらしい。
この4人が人生を変えていこうとするのだが、男たちが邪魔をする。
主演の4人は素人で演技経験がないとのことだが、とんでもない。

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いやよセブン

4.0気持ちを見せ合う難しさ

2020年3月24日
iPhoneアプリから投稿

静かな映画、なのに監督さん、描きにくいもの、言葉になりにくいものをたくさん詰め込んで、5時間の時間量で描ききってやろうと、力技です。

友人、親子、夫婦といえども、心を素っ裸でさらけ出せるほど鈍くない。さらけたところで理解しあえる保証もない。トランプ♣︎の「神経衰弱」みたいに、気持ちのカードをめくって、答え合わせ。違うとみんな揺らぎます。淡々としてますが、ほんとは怒濤の嵐が吹き荒れている。でも決して表には出さず。静けさ、緊張感。
本音を探り合い、答え合わせするのは疲れる。ガッカリすることに怯えて一人、じっと耐えています。男たちは、自分とすら向き合わない。自分の気持ちを理解する、という発想すら封印。向き合うと、淡々と進めていけなくなるからね。万が一にも弱さに気付いたら、大変だ。キャパオーバーで、精神が壊れ、日常が壊れかねないものね。
見ざる・言わざる・聞かざる、というのが日本では先人の教え。器が小さいなら、最初から入れるな。先人は、厳しいですね。登場人物の一人の妹が「兄貴は、空っぽ、というのがバレないようにしてるんじゃないですかね」と評していた。リアリティあります。でも空っぽだから出来る役割を果たしているようです。

時に限界超えて、マグマが噴き出します。
ドロドロと空っぽ、どちらがマシか。私もわかりません。

どう生きていけばよいか、正解は簡単にはわからない。わかった人がいても、その人の正解が、自分の正解かわからない。
やっと見つけたと思っても、永遠の正解でもない。一瞬ですね、ハッピーアワーは。

ですが、みんな、意外とそれぞれに根は強い。
そして冷たい訳でもない。お互い心配。気にしてる、良くも悪くも。で、それがお節介や押し付けになっていないか、またチェックし合うのですが。気遣いは、「気にしぃ」となり、もう無限ループ。サジ加減はそう上手くはできない。近付いたり、離れたりしながら、流れていく。

コウヘイさんという、じゅんさんの夫、この人だけは私、本当に怖い。何が怖いって、離婚を望むじゅんさんに対し、冷静に悪意なく、「理解出来るまでは諦めない」精神で追いかけ回し、そこに研究者魂を発揮するところです。初めて恋したのですかね...
一生をかける気ですね、おい、それ愛じゃないよ。
完全なストーカー行為、相手の自由を侵害してるぞ。
頭良くて、小説の読解力も高いのに、コウヘイさん何故わからぬ。
執念。飽くなき探究心。理解できれば、対象を手中にできるという達成意欲と向上心か。

「こうしかできない。」
とコウヘイさん。
まあ人間ってそういうものかもしれませんね。
その方が楽で、ハッピー。一人よがりですが。

他の登場人物も「こうしかできない」症候群。
一人のハッピーアワーを、誰かとのハッピーアワーにしようと、実は健気に努力して。そして上手くいかず、もがいた挙句、諦めて。でもまた信じようとして。
愚かかもしれませんが、絶望しないことだけが、生きるには必要。
ハッピーアワーの夕焼けは、一人で見ても充分美しい。なのに誰かと見れたらもっと美しいかも、とつい想像して自分で寂しさの種を蒔く。でもまたやがて、そこも抜けて、もう一度夕焼けの美しさに気付く。幸せにも正解がないのでしょうね。

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xmasrose3105

3.0眠くならなかったのは想定外

あふさん
2017年4月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

長丁場に覚悟したが意外に観れる!
素人台詞とはこういうことかと、最後まで変わらなかったが、それ以外は集中できた。
なんか、全部男が悪くみえてしまう。
終わり方の投げっぱなしは余り好きではない。

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あふ

5.0演じることの彼方へ

2016年6月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

上映時間5時間17分、やはり映画館へ行くのに少し怯んだのは事実。しかし冒頭からの素晴らしいシーンに引き込まれてしまい、ただただこの映画を観ている時間がこのままずっと続いてほしいと思うようになりました。でもプロの俳優さんではなくほぼ素人さんらしい。演技経験不問でワークショップに応募された人たちから選考を経て17名の方たちからスタートしたとの事。しかし演者と役がぴったりと重なっているかの様なこのリアリティー感は何なんだろうと感ぜずにはいられません。
映画の「演技」って何なんだろうと、改めて考えた時、役者はその役に恰もすっぽりと入り込み、観る人に如何にリアリティーを感じさせるか、という事になるのかも知れません。プロの俳優は磨き抜かれた演技で様々な役柄をその役に成りきり、役作りをします。種々雑多な役を私達の前にその人に成りきったかのように演じます。その演じることの集積の結果として映画はフィクションであるにもかかわらず、私達に恰も「本当」のことであるかの様に説得性を持ちます。役者が「役者であること」の必然性がここにあるかと思われますが、その演じることの方法を、ラジカルに覆してしまったのが「ハッピーアワー」では、と思ってしまいます。ほとんど演技経験のない人を集め、プロの役者とは次元の異なった演技の付け方《一例:シナリオの読み合わせの際、抑揚も付けず感情移入もせず棒読みを繰返しながら台詞を覚えていく》によって次元の異なったリアリティーを私達の前に差し出されたこの映画は、奇蹟としかいいようのない衝撃でした。
冒頭三十才代後半の女性四名がケーブルカーに揃って横並びに座り摩耶山へと登って行くシーン。観客である私達も彼女らと共に誘われるかのように、山上の映画という名の異空間の世界へと運ばれる。晴れわたっていたのに、頂上は白い霧雨に包まれ、期待していた眺望は望むべくも無い。彼女らは雨を凌ぐ東や風の休憩所で手作り弁当を前にたわいのない話に耽っている。しかし周りは濃霧に閉ざされ、この世から何か孤絶されたような不安な不穏なものに纏わり憑かれたかのように予感させられる。そしてケーブルカーで降りて行く彼女らを待っているのはどのような世界なのだろう。
四名の主人公の各々の人生が語られ始め、徐々に日常から非日常への転変を、「省略」という映画技法を敢えて駆使ぜず、たゆたゆ如くゆっくりと一人ひとり追っていく。
ということで5時間17分になっているのでしょう。
最後にお願い! 長尺ものですがどうかもっと上映して下さい。関西では神戸元町映画館で昨年12月と今年4月、京都の立誠シネマで2月に上映されただけです。それ以外の館主さん、宜しくお願いします。

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太陽傳さん
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