新ジェームズ・ボンド候補にトム・ホランド、ジェイコブ・エロルディ、ハリス・ディキンソンら
2025年7月1日 10:00

米アマゾンMGMスタジオが「007」シリーズ第26作の監督にドゥニ・ビルヌーブ(「DUNE デューン 砂の惑星」「メッセージ」)を正式に起用したことで、新ジェームズ・ボンド俳優の選定も加速しそうだ。
米バラエティによれば、現在候補に挙がっているのは30歳未満のイギリス系俳優で、ジェイコブ・エロルディ(「Saltburn」「ユーフォリア EUPHORIA」)、トム・ホランド(「スペイダーマン」シリーズ)、ハリス・ディキンソン(「キングスマン ファースト・エージェント」)ら。
なお、エロルディはオーストラリア出身だが、過去に同じくオーストラリア出身のジョージ・レーゼンビーが「女王陛下の007」でボンドを演じた実績があるため、必ずしもイギリス人でなくても問題はないようだ。
一方、これまでに候補とうわさされてきたアーロン・テイラー=ジョンソン(35歳)やヘンリー・カビル(42歳)は年齢的に対象外とみられており、ファンから根強い支持を受けていたイドリス・エルバ(52歳)も見送られる可能性が高い。
脚本家については、スタジオが候補を絞っているが、現時点で確定はしていない。特にAmazon Prime Videoの「フォールアウト」シリーズでAmazonと深い関係にあるジョナサン・ノーランのプロットは高く評価されたものの、彼自身はスケジュールの都合により執筆に関われないという。
ビルヌーブ監督は現在、2026年末公開の「デューン 砂の惑星PART3」の準備に取り組んでおり、撮影が年内にスタートする予定。それが終わってから「007」新作に本格的に着手する見込みだ。ビルヌーブ監督は1作のみの契約で、続編を製作する場合に続投するかは未定だという。また、スケールの大きさを考慮すると、公開は早くても2028年で、それ以前の公開は「不可能に近い」と関係者は語っているようだ。
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