ダニー・ボイル監督「サンシャイン2057」は3部作になるはずだった
2025年6月16日 12:00

新作「28年後...」が6月20日から日本公開されるダニー・ボイル監督が、2007年のフォックス・サーチライト映画「サンシャイン2057」について3部作になる予定だったことを明かした。
ボイル監督、アレックス・ガーランド脚本の「サンシャイン2057」は、太陽が消滅する人類滅亡の危機が迫った近未来、核爆弾で太陽の活動を蘇らせるため男女8人の精鋭が宇宙船イカロス2号で旅立つというSFスリラー。キリアン・マーフィ、ローズ・バーン、ミシェル・ヨー、真田広之、クリス・エバンスが共演した。
米Colliderのインタビューに応じたボイルは、同作について「もともと私たちが製作していた時点で、アレックスはあと2作品の脚本を書いていた。彼が書いたのはあくまで概要だったけど、計画としては惑星3部作だった。残り2作品は太陽そのものを描く物語だった」と明かした。しかし、「サンシャイン2057」は製作費4000万ドルに対して世界興収は3480万ドルにとどまり、続編製作を断念せざるを得なかったという。「面白いのは、アレックスは物語の世界を広げようとする脚本家としての生まれ持った本能がある。だから『28年後...』も3部作になったんだ」とボイルは語っている。
ボイル監督、ガーランド脚本の「28年後...」は、大ヒット映画「28日後...」「28週後...」に続く“28”シリーズの最新作。人間を凶暴化させるウイルスが蔓延した世界を描くサバイバルホラーで、アーロン・テイラー=ジョンソン、レイフ・ファインズ、ジョディ・カマーが共演している。「28年後...」はガーランド脚本の新3部作として企画されており、ボイルがプロデュース、ニア・ダコスタ監督(「マーベルズ」)の続編「28年後:ザ・ボーン・テンプル(原題)」は2026年1月全米公開が予定されている。
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