「28年後...」“感染者”に本物のアスリートを起用→キャストが“命の危機”をリアルに感じる「本当の恐怖を感じた」
2025年6月9日 11:00

大ヒット映画「28日後...」「28週後...」に続く“28”シリーズの最新作「28年後...」。同作に登場する“感染者”についての“驚きのエピソード”が明らかになった。
人間の脳を破壊し、凶暴化させるウイルスが蔓延したロンドンを舞台に、生き残ったわずかな人間たちが感染者と死闘を繰り広げるサバイバルホラー「28日後...」。後に「スラムドッグ$ミリオネア」でアカデミー賞監督となるダニー・ボイルと、「シビル・ウォー アメリカ最後の日」の監督・脚本家として高い評価を受けたアレックス・ガーランドのコンビにより、低予算で製作されたにもかかわらず世界中で大ヒット。5年後には続編となる「28週後...」が公開された。

「28年後...」に登場する“感染者”は、人気ドラマシリーズ「ウォーキング・デッド」に登場するような、いわゆる“ゾンビ”とはスピード感がまったく異なる。「28日後...」に登場した“感染者”たちは、人間たちに向かってとてつもないスピードで全力疾走し迫ってくるのが特徴だった。これがゾンビの常識を変え、さらに恐ろしい“感染者”を生んだ作品として今もなお語り継がれている。
「28年後...」の主人公ジェイミー(アーロン・テイラー=ジョンソン)の妻・アイラを演じたのは、「最後の決闘裁判」「フリー・ガイ」でも知られるジョディ・カマー。心身ともに病に侵され衰弱した役どころだが、感染者から逃げるシーンについて、「感染者を演じているスタント・パフォーマーについて言えるのは、彼らは私たちのためにまったくスピードを落としてくれないということです」と、ハードな撮影現場の様子を明かした。
さらに「彼らが追いかけてくるんです。本当に命懸けで走って逃げて、とても怖かったですね」とも語っており、自身の命の危機をリアルに感じたことを告白。「撮影とは思えないくらい本当に恐怖を感じ、命懸けで走っていると感じる瞬間がいくつもありました」と語っている。

ボイル監督は臨場感ある映像を追い求め“キャラクターの命が危険にさらされている”と感じさせることを目指し、感染者役には“本物のアスリート”らを起用したという。その中には、身長2メートルを超える総合格闘技の選手もいた。

カマーは「この映画がいかに現実に根ざしているかに衝撃を受けました。そして、この映画は人類としての私たちや私たちの行動、そして私たちがどう反応するかを探求する内容でした。この映画には、作品の核となる感情的な真実がたくさん詰まっているように感じました」と、現実に即した恐ろしさとそれに揺さぶられる感情が見事に表現されていることをアピールしている。
「28年後...」は、6月20日に日米同時公開。
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