「SHOGUN 将軍」プロデューサー・宮川絵里子、長崎・佐世保を特別ロケハン 黒島天主堂でトークイベントに参加
2025年6月6日 14:00

ドラマ「SHOGUN 将軍」のプロデューサー・宮川絵里子氏が、長崎県・佐世保市を訪れ、黒島天主堂でのトークイベントや佐世保市内を視察するロケハンを実施。その様子に迫った特集が、佐世保観光コンベンション協会の公式サイト「海風の国」で公開されている。
宮川氏は18歳で渡米し、映画「キル・ビル」での通訳から映画業界でのキャリアをスタート。長崎県ロケハンも行われた「沈黙 サイレンス」では共同プロデューサーとして活躍し、2024年に大ヒットした米ドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」ではプロデューサーを務め、第76回エミー賞で18部門受賞という快挙に貢献した。

特別ロケハンとトークイベントが行われたのは、5月5日、6日。今回の訪問は「沈黙 サイレンス」や「007 スカイフォール」の長崎ロケハン支援時に、宮川氏が佐世保観光コンベンション協会のスタッフと知り合ったことがきっかけ。佐世保は今回が初訪問だったようで「ずっとずっと来たかったので、今回やっと念願の旅が叶いました」と宮川氏は笑顔で語っている。


特別ロケハンでは、九十九島ひらまさを堪能し、三川内焼窯元はまぜんまつりに参加。佐世保を代表する観光スポット「九十九島(くじゅうくしま)パールシーリゾート」のほか、石岳展望台、JAZZ SPOT いーぜるなどを訪れた。

2日目は相浦港から船に乗って黒島へ。同地は、18年に世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の一つ。「沈黙 サイレンス」の製作において、宮川氏は潜伏キリシタンに関連する地を熱心に取材した経験があり、黒島は初めてながらも“以前から訪れたいと思っていた場所”だったそう。

黒島天主堂のトークイベントは、宮川氏のほか、特定非営利活動法人ジャパン・フィルムコミッション事務局長の関根留理子氏、佐世保観光コンベンション協会職員が登壇。司会はシネマナビゲーターの辻美香氏が務めた。「沈黙 サイレンス」における長崎取材の思い出、マーティン・スコセッシ監督に関する秘話、「SHOGUN 将軍」に関してのエピソードなどを語っていた。
詳細は、以下の公式HPで確認できる。
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