シリーズ史上最もダーク! 「ヘルボーイ ザ・クルキッドマン」特報と場面写真10枚を一挙披露
2025年5月27日 19:00

アメコミ界の巨匠マイク・ミニョーラの人気コミックシリーズ「ヘルボーイ」を再び映画化した「ヘルボーイ ザ・クルキッドマン」の特報と場面写真10枚が、一挙披露された。
「ヘルボーイ」は2004年、08年にギレルモ・デル・トロ監督、ロン・パールマン(「ロスト・チルドレン」)主演で映画化され、19年にはニール・マーシャル監督(「ゲーム・オブ・スローンズ」)とデビッド・ハーバー(「サンダーボルツ*」)主演で再映画化された。
新作「ヘルボーイ ザ・クルキッドマン」は、コミックの中でも特に評価の高い「ヘルボーイ 捻じくれた男」をもとに、初めて原作者のミニョーラがダークホースコミックスのクリス・ゴールデンと共同で脚本を手がけた。メガホンを取ったのは、「ゴーストライダー2」「アドレナリン」のブライアン・テイラー。主演に抜てきされたジャック・ケシーは、「デッドプール2」のブラック・トム役のほか、「ホース・ソルジャー」「アウトポスト」などの作品で知られる。

アメリカ・アパラチアの山中にある人里離れた寒村は、かつて悪魔と契約を交わした人々の“罪”が今なお燻る、呪われた土地だった。死者がさまよい、魔女が欲望に手を染めるいわくつきの地に、ヘルボーイと超常現象調査防衛局“BPRD”の新人捜査官が足を踏み入れる……。相次ぐ奇怪な事件の元凶は、ヘルボーイの過去と複雑な関わりを持つ土地の悪魔「歪んだ男」の仕業だという。絶望の中、かつて悪魔と契約を交わし、魂を奪われたと語る男トム・フェレルが村へ帰還。封じられていた呪われた因縁が目を覚まし、欲望に憑かれた魔女たち、魂を喰らう悪魔、決して逃れられぬ“契約”の呪いが渦を巻く。ヘルボーイは滅びの右腕を武器に、この地に巣食う闇と対峙することになる。

特報は、ヘルボーイの前に立ち塞がる「歪んだ男(クルキッドマン)」と呼ばれる悪魔や魔女の姿を捉えている。そして女性がその首筋を蛇に噛まれるシーンや列車が脱線し大破するシーン、暗闇の中、突如現れた歪んだ男が、首をボキッと折る衝撃的なカットが続く。寒村に起きている怪異の元凶は、魂を食う悪魔=歪んだ男が引き起こしている事を知ったヘルボーイは、滅びの右腕を駆使して戦いに挑む。

新たに公開された場面写真は、ヘルボーイが、BPRDの新人捜査官、悪魔に魂を奪われたというトム・フェレルとともに悪魔と対峙する姿、最大の敵「歪んだ男」の姿の全貌、不気味な魔女の姿などを捉えており、“シリーズ史上、最もダークなヘルボーイ”という謳い文句を実証するおどろおどろしいビジュアルとなっている。
「ヘルボーイ ザ・クルキッドマン」は、7月4日から新宿バルト9ほか全国公開。
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