アドレナリン

■マフィアのリッキーに毒を盛られ、余命一時間の敏腕暗殺者シェブ（ジェイソン・ステイタム）。
　興奮時に分泌されるアドレナリンを出し続ければ延命できると医師に聞かされた彼は、無数の麻薬を服用したり、セックスをしたりと、さまざまな方法で自身を興奮させながらリッキーを追う。

◆感想

・ジェイソン・ステイタム主演作品にしてはコミカル要素も絡めたノンストップアドレナリン接種キープムービーである。

・アドレナリンを出し続けるために、麻薬服用、衆人環視の中での恋人イヴとのセックス。
ー　マジですか！！－

＜いつもは格好良く決めるジェイソン・ステイタムが病院服で疾走したり、逃げる車の中でイヴに色々してもらったり・・。
　異色おバカアクションコメディである。
　良く、この設定考えたなあ。＞

　上映時間90分前後の量産型ステイサム映画の中ではダントツにブッとんだ作品！こんな作品なので、細かいこと気にした方が負けなんですが、アドレナリンが分泌されてるか、どうなったら死ぬかのあたりがガバガバ（笑）え？この状況は大丈夫なの？の連続。途中からもうこの設定いらないんじゃないの？なんて元も子もないこと思っちゃったり（笑）
　スーツが似合うジェイソンが、入院着でお尻丸出しにしたり、運動神経悪い芸人みたいなジャージ来て、暴れ回ったりするのが、シュールでちょっとおもしろかわいかったです！ホントにこの人仕事選ばねぇな（笑）
　ジェイソンのゴリゴリのアクションがもっと見たかった。。

ジェイソン・ステイサム主演のハリウッド低予算作品。
プライムに上がっていたので、懐かしくてつい観て観ました。
作品全体にビデオゲームを彷彿とさせるCGに、ビデオカメラでの撮影などもうやりたい放題な作風が気持ち良い作品。
とにかく最初から最後までワンアイディアで突っ走ります。
原題の「Crank」のようにドラッグのスラングが作中によく出てきます。
終始耳に入るかったるいコールが耳に付くんですね。
とめどなく流れる楽曲も気が利いていてまたそれが良く合う、キリストや公開ファックは特に最高でした。チラチラと出てくるステイサムの尻もとても良いアクセント。
それと、終始ここまでプーマがフューチャーされた作品は初めて観ましたね。一番好きなスポーツブランドなんで嬉しい限り。
スピーディーでいてドリフのようなギャグも入り混ざる作風は、とても面白く退屈しないんですね。
ラストまでその勢いは衰えず、その最後もドン！って感じで幕をおろします。
いや、最初から最後まで本当スカッとする作品でした。

こっちがぶっ飛んでて好きだなぁ。