「高畑勲展」で庵野秀明による重巡洋艦・摩耶のレイアウトが初公開 音声ガイドは伊集院光と玉川砂記子が担当
2025年5月25日 15:30


6月27日~9月15日に東京・麻布台ヒルズギャラリーで行われる「高畑勲展 ―日本のアニメーションを作った男。」の見どころや、入場特典などが発表された。メインビジュアルも公開されている。
同展は、スタジオジブリで活躍した故・高畑勲さんの生誕90年と、高畑さんが大きな影響を受けた太平洋戦争の終戦80年を受けて開催。作品紹介エリアでは「火垂るの墓」「平成狸合戦ぽんぽこ」「アルプスの少女ハイジ」のセル画・背景画が初公開されることが決定した。また、「エヴァンゲリオン」シリーズで知られる庵野秀明が「火垂るの墓」制作時に描いた重巡洋艦・摩耶のレイアウトが新たに発見され、同画稿をもとにしたハーモニーセル(絵画のようなタッチで描きこまれたセル)とともに初披露される。
『火垂るの墓』より重巡洋艦戦艦摩耶レイアウト (C) 野坂昭如/新潮社,1988音声ガイドは、「かぐや姫の物語」で阿部右大臣役を務めた伊集院光と、声優の玉川砂記子が担当。高畑さんやスタジオジブリと深い関わりがある映画監督・岩井俊二が展示作品に合わせて選んだ、公式プレイリスト(全5曲)も聞くことができる。利用料金は700円(別途チケットが必要)。
7月1日と8日には、スタジオジブリ学芸室のスーパーバイザーで、高畑監督作品「ホーホケキョ となりの山田くん」では監督助手を務めた田中千義によるガイドツアーが実施される。参加料金は600円(別途チケットが必要)。

平日限定配布の入場特典は、曜日ごとに異なるデザイン(全5種類)の特製ペーパーケースで、内部には「ホーホケキョ となりの山田くん」の原作者である、いしいひさいち氏が描いた高畑さんのイラストがあしらわれている。デザインのラインナップは、6月中旬頃に発表予定。
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