ハリウッド映画における同性愛表現の軌跡「セルロイド・クローゼット」予告編、ポスター公開
2025年5月20日 14:00

ハリウッド映画における同性愛の表現の軌跡をたどった、1995年製作のドキュメンタリー「セルロイド・クローゼット」デジタル・リマスター版の予告編、ポスタービジュアルが公開された。
映画草創期から1994年までの120本の作品をひもときながら、トム・ハンクス、シャーリー・マクレーン、ハーベイ・ファイアスタインら俳優・監督・プロデューサーのインタビューを通し、“もうひとつのハリウッド映画史”を明らかにしていく。
ゲイの活動家ビト・ルッソの同名著書を原作に、アカデミー長編ドキュメンタリー賞受賞作「ハーヴェイ・ミルク」のロブ・エプスタインと、後に「ラヴレース」などでもエプスタイン監督と組むジェフリー・フリードマンが共同で監督を務め、映画とともに歩んできたアメリカの文化、政治、時代の潮流をも描き出す。タイトルの「セルロイド・クローゼット」には、文字通りのセルロイド製フィルムを保管する場所、そして自身の性的指向を公表していない状態からの“カミングアウト”という2つの意味が込められている。
ポスタービジュアルは、男装したグレタ・ガルボのキスシーンが印象的な「クリスチナ女王」(1933)からのワンシーンをメインとしたデザイン。
予告編は、「チャップリンの舞台裏」をはじめとする草創期の映画から、オードリーヘップバーン主演「噂の二人」、ジェームズ・ディーン主演「理由なき反抗」、大作「ベン・ハー」、そして「ミセス・ダウト」「テルマ&ルイーズ」まで、“同性愛”がいかに映画の中で描かれてきたかを、豊富なフッテージを用いて映していく。トム・ハンクス(俳優)の「いつの時代も愛は愛だ」や、ハーベイ・ファイアスタイン(俳優・脚本家)の「否定的でも描かれないよりはいい」など印象深い言葉が、同性愛の表現とハリウッド映画がいかに表裏一体であったかを物語る。
6月14日から渋谷ユーロスペースにて公開、以後全国順次上映。
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