フランシスコ教皇の死去で「教皇選挙」の米国視聴数が急増
2025年4月24日 14:00

第266代ローマ教皇フランシスコが4月21日亡くなったことを受け、エドワード・ベルガー監督「教皇選挙」の視聴数が米国で急増した。映画は次期教皇の選出を巡るドラマであり、タイムリーなテーマに人々の関心が集まった形だ。米バラエティが報じた。
ストリーミング視聴動向を追跡しているLuminateによると、4月20日時点では180万分の視聴があったが、教皇の死去が報じられた21日には690万分に跳ね上がり、視聴数は前日比で283%増を記録した。
「教皇選挙」は、新教皇を決める教皇選挙「コンクラーベ」の舞台裏と内幕に迫るミステリー。「シンドラーのリスト」「イングリッシュ・ペイシェント」の名優レイフ・ファインズが主演を務め、「プラダを着た悪魔」のスタンリー・トゥッチ、「スキャンダル」のジョン・リスゴー、「ブルーベルベット」のイザベラ・ロッセリーニらが脇を固めた。第97回アカデミー賞で作品、主演男優、助演女優、脚色など計8部門でノミネートされ、脚色賞を受賞した。
同様に、Netflixの映画「2人のローマ教皇」(2019)も注目を集め、4月20日の29万分から、21日には150万分にまで417%跳ね上がった。同作は、2012年に当時のローマ教皇だったベネディクト16世と、翌年に教皇の座を受け継ぐことになるホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿(のちのフランシスコ教皇)の間で行われた対話を描いたもので、ベネディクト16世をアンソニー・ホプキンス、ベルゴリオ枢機卿をジョナサン・プライスが演じた。
フランシスコ教皇の訃報の後、ハリウッドでも追悼の声が相次いだ。マーティン・スコセッシ監督は声明を発表し、「彼の死は世界にとって計り知れない損失です。自身の過ちを認め、常に学び、許しを説き、実践し続けた稀有な人物でした」と語った。
日本では、「教皇選挙」が劇場公開中。フラシスコ教皇が9年間で37回、53カ国を歴訪した様子を収めたドキュメンタリー映画「旅するローマ教皇」が、5月2日からシネマカリテ新宿で1週間限定で上映される。
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