「アメリカン・ハッスル」デビッド・O・ラッセルの新作「Madden」にキャスリン・ハーン、シエナ・ミラー
2025年4月23日 19:00
「世界にひとつのプレイブック」「アメリカン・ハッスル」のデビッド・O・ラッセルが監督する米アマゾンMGMスタジオの新作「マッデン（原題）」に、キャスリン・ハーン（「アガサ・オール・アロング」）、シエナ・ミラー（「ある告発の解剖」）、ジョン・ムレイニー（「サタデー・ナイト・ライブ」）が出演することがわかった。
本作はアメリカンフットボールの名コーチ、解説者として活躍したジョン・マッデン氏を描く作品で、ニコラス・ケイジがマッデン役で主演。ラッセル監督とは4度目のタッグとなるクリスチャン・ベールが、オークランド・レイダース（現ラスベガス・レイダース）のオーナーだったアル・デービス氏を演じることが決定している。
マッデン氏は、1976年にヘッドコーチとしてNFLのオークランド・レイダースを初のスーパーボウル優勝に導いた。退任後は飾らない人柄でテレビ解説者として絶大な人気を集め、監修と実況の声を担当したゲームシリーズ「マッデンNFL」が大ヒット。06年にプロフットボール殿堂入りを果たし、2021年に85歳で死去した。
米Deadlineによれば、ハーンはマッデン氏の妻バージニア役、ミラーはデービス氏の妻キャロル役を演じるようだ。ムレイニーは、マッデン氏のアメフトゲームを世に送り出したEAスポーツ創業者のトリップ・ホーキンス役を演じる。
新作「マッデン（原題）」はカムブロン・クラークが執筆しブラックリスト（製作前の優秀脚本リスト）に選出された作品で、ラッセル監督が脚本をリライトした。プライム・ビデオ・スポーツのオリジナル作品として製作され、来月アトランタでクランクインする。
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