草彅剛主演「碁盤斬り」がフランスで大ヒットスタート!
2025年4月9日 23:00

俳優の草彅剛が主演する、白石和彌監督初の時代劇「碁盤斬り」が、3月26日フランス全土220スクリーンで公開され、5日間の動員が4万2062人、興行収入37万0960ドル(33万9239ユーロ)の大ヒットスタートをきった。
これまでも多彩な日本映画をフランスに紹介してきた配給会社のアートハウス・フィルムズにとって、「不思議の国のシドニ」(4万776人)、「浅田家!」(3万8257人)、「HOKUSAI」(3万8240人)を超え同社史上最高の動員(※先行上映を除く動員数)を記録。フランスのレビューサイト「L'Echo du Public」の出口調査では10点満点中8.1点という観客評価を獲得している。

フランス語タイトルは「LE JOUEUR DE GO」(碁プレイヤーの意味)であり、テレビCMの放映や、地下鉄ホームにポスターが掲出されたりと、日本映画としてこれまでにない規模の宣伝展開が実施された。本作は、昨年にイタリアで開催されたヨーロッパ最大のアジア映画祭「ウディネ・ファーイースト映画祭」で批評家により選出されるブラック・ドラゴン賞(Black Dragon Audience Award)を受賞するなど海外でも高く評価されており、すでに北米や韓国での配給も決まっている。日本では第48回日本アカデミー賞で草彅剛が優秀主演男優賞を、清原果耶が優秀助演女優賞を受賞した。
浪人・柳田格之進(草なぎ)は身に覚えのない罪をきせられた上に妻も喪い、故郷の彦根藩を追われ、娘の絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らしている。しかし、かねて嗜む囲碁にもその実直な人柄が表れ、嘘偽りない勝負を心掛けている。ある日、旧知の藩士により、悲劇の冤罪事件の真相を知らされた格之進と絹は、復讐を決意する……という物語。現在「Amazon Prime Video」と「U-NEXT」で配信中。
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース





