深川麻衣&豪華キャストで京都人vsヨソさんの攻防描く 「ぶぶ漬けどうどす」特報&ビジュアル披露
2025年1月28日 08:00
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深川麻衣が主演する「ぶぶ漬けどうどす」が、6月6日に公開されることが決定し、特報とティザービジュアルが初披露された。共演には、室井滋、小野寺ずる、片岡礼子、大友律、若葉竜也、松尾貴史、豊原功補らが顔を揃え、「南瓜とマヨネーズ」「白鍵と黒鍵の間に」の冨永昌敬監督がメガホンをとった。
本作は、世界中の人々を魅了する京都を舞台にしたシニカルコメディ。京都が大好きすぎて、この街のいちばんの理解者になろうとした主人公が、思いもよらず引き起こした大騒動を描く。騒ぎの火種となるのは、「本音と建前」を使い分ける県民性。その技を器用に駆使する“京都人”と、東京から来た“ヨソさん”である主人公との攻防が、面白おかしく展開する。「ぶぶ漬け」とはお茶漬けのことで、タイトルの「ぶぶ漬けどうどす」とは京都の人が早く帰って欲しいお客に対して本心を隠して、遠回しに言う言葉として知られている。
京都の老舗扇子店の長男と結婚し、東京からやってきたフリーライターのまどかは、数百年の歴史を誇る老舗の暮らしぶりをコミックエッセイにしようと、義実家や街の女将さんたちの取材を始める。しかし、「本音と建前」の文化を知らず、女将さんたちを怒らせてしまう。猛省したまどかは、京都の正しき伝道師になるべく努力するが、事態は街中を巻き込んで思わぬ方向に向かっていく。
主人公の澁澤まどかを演じるのは、映画「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」「嗤う蟲」などで主演を務めた深川。京都を愛するあまり暴走してしまう主人公を魅力たっぷりに演じた深川は、「強烈な個性を持つ登場人物の皆さんと、初めてご一緒できた冨永監督の、何が飛び出すか分からない玉手箱のような演出に心が踊る撮影の日々でした」とコメントを寄せた。
まどかの義母である老舗扇子店の女将・澁澤環役は室井が務め、「インバウンドで大盛り上がりの街なかで、ロケ中にも、京都のリアルな違和感を覚えました。冨永監督のそれらを見逃さない視線がとても面白かったです」と撮影を振り返った。
まどかの仕事仲間である漫画家・安西莉子役は小野寺、京都の老舗料亭の女将・竹田梓役は片岡、まどかの夫で扇子店の長男・澁澤真理央役は大友が担い、まどかが出会う大学教授・中村航役で若葉、まどかの義父で環の夫・澁澤達雄役で松尾、京都で不動産業を営む上田太郎役で豊原が出演する。
今作は、「his」「そばかす」の脚本家・アサダアツシが構想7年を費やした完全オリジナル作品。6月6日からテアトル新宿ほかで公開。深川と室井、冨永監督と脚本家のアサダのコメントは以下の通り。
強烈な個性を持つ登場人物の皆さんと、初めてご一緒できた冨永監督の、何が飛び出すか分からない玉手箱のような演出に心が踊る撮影の日々でした。
結末はハッピーエンドなのかバッドエンドなのか、見る方によって感想が分かれると思いますが、奇想天外でじわじわとクセになるお話です。
何より京都の方にも楽しんでいただけたら嬉しいです。
インバウンドで大盛り上がりの街なかで、ロケ中にも、京都のリアルな違和感を覚えました。
冨永監督のそれらを見逃さない視線がとても面白かったです。
――因みに、本当に偶然なのですが、劇中に登場する老舗扇子店は20年来大ファンのお店で、お中元の品々を買い続けております。
京都の御縁に呼ばれたみたいで、それも含めて驚きの連続でした。
おととし紅葉まっさかりの京都で撮影した本作は、商家の嫁と姑を演じた深川麻衣さんと室井滋さんを中心とした愉快なホームドラマでありつつ、ひとくちに説明しにくいテーマを持った映画でもあります。
6月の公開に向けて、この映画の狙いを少しずつ紹介していきたいと思っています。
よろしくお願いします。
これは京都を愛してしまった澁澤まどかという女性の<ラブストーリー>です。
まどかは京都に認められたいと献身的に尽くしますが、相手は一筋縄ではいきません。
まどかは京都に振り回されて打ちのめされますが、それでもめげずに京都への愛を強めていきます。
まどかの思いは果たして京都に届くのか?奇想天外なストーリーと予測不可能な結末が待っています。
ぜひ劇場で見届けて下さい。
(C)2025「ぶぶ漬けどうどす」製作委員会
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