女優・深川麻衣が選ぶ「いま自宅で見るべき映画5本」

2020年4月18日 11:00


進境著しい深川麻衣
進境著しい深川麻衣

[映画.com ニュース] 新型コロナウイルスの感染拡大を受け多くの映画館が休業となり、公開延期作品の発表が相次いでいる。感染拡大防止のため、映画ファンの鑑賞機会が著しく減少しているなか、最前線で活躍する映画人たちが「いま自宅で見るべき映画5本」を映画.comに薦めてくれた。今回は、「水曜日が消えた」(吉野耕平監督)に出演する女優の深川麻衣が思い入れたっぷりの5本を紹介する。

■「天使のくれた時間」(ブレット・ラトナー監督)

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主人公が、「自分が選ばなかった未来」と直面するお話。もしあの時、あの選択をしていたら、またはしていなかったら、どんな未来になっていたんだろう? と、想像することは誰しもあると思うのですが、人生はそんな選択の積み重ねであることや、自分の奥底にある大切なものにふと気づかせてくれるような作品です。

■「スクール・オブ・ロック」(リチャード・リンクレイター監督)

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音楽のパワーってすごい! そして登場人物たちがみんな、もれなくチャーミング。なんだか退屈だなー、もやもやするなー、という気分の時でも、観たら明るく笑えてちょっぴり泣ける、心を晴れにしてくれる作品です。

■「サマーウォーズ」(細田守監督)

(C)2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS
(C)2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS

インターネットやAIの技術がこれから先もっと発達していったら、いつかは本当にこんな世界になるのかな? と想像がふくらむのと同時に、だからこそ、この物語の家族のように人と人との絆、結びつきを大切にしていかなければいけないなと、教えてもらえるようなお話です。

■「フィッシュストーリー」(中村義洋監督)

(C)2009「フィッシュストーリー」製作委員会
(C)2009「フィッシュストーリー」製作委員会

様々な時代のストーリーが、徐々に一つに繋がっていく疾走感が気持ちいい。一見意味がないように思えることにも実は意味があって、それが回り回って世界を救うこともあるのかもしれません。スカッとして、よし、明日も頑張ろ! とポンと背中を押してもらえるお話です。

■「大阪物語」(市川準監督)

舞台は20年前の大阪です。大阪で生まれ育った少女の目を通して見る、家族の風景、人情、青春。日常の一瞬一瞬のきらめきが詰まっていて、あたたかいのに、不思議とうまく言葉にできない切なさが押し寄せてくる素敵な作品です。

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