「ラビリンス 魔王の迷宮」続編製作へ 「ライトハウス」ロバート・エガースが監督
2025年1月27日 18:00

デビッド・ボウイさんが主演した1986年のファンタジー映画「ラビリンス 魔王の迷宮」の続編を、吸血鬼映画「Nosferatu(原題)」が全米で大ヒット中のロバート・エガース(「ライトハウス」「ウィッチ」)が監督することがわかった。
「ラビリンス 魔王の迷宮」は、幼い弟を連れ去られた少女が妖精界を冒険する物語で、ヒロインをジェニファー・コネリー、ゴブリンの王を故デビッド・ボウイさんが演じた。操り人形師でマペットクリエイターのジム・ヘンソンがメガホンをとり、ジョージ・ルーカスが製作総指揮を務めた本作は、公開時こそヒットはしなかったが、現在ではカルト映画としての地位を築いている。
ソニー・ピクチャーズ傘下のトライスター・ピクチャーズが2017年頃に続編の企画を立ち上げ、一時は「ドクター・ストレンジ」「ブラック・フォン」のスコット・デリクソンが監督すると報じられたが実現には至らなかった。米Deadlineによれば、続編の監督に決定したエガースは、「ノースマン 導かれし復讐者」のショーンと脚本を共同執筆するとのことで、プロットの詳細は明らかになっていない。
エガースは先日、「Nosferatu(原題)」の次の作品としてフォーカス・フィーチャーズの新作「Werwulf(原題)」を監督することが決まったばかり。こちらは狼男を題材にショーンと脚本を共同執筆する作品であり、13世紀のイギリスを舞台にしたスリラーになるようだ。
昨年クリスマスに全米公開されたエガース監督作「Nosferatu(原題)」は、「吸血鬼ノスフェラトゥ」(1922)をリメイクしたホラー映画で、このほどアカデミー賞4部門(撮影賞、衣装デザイン賞、美術賞、ヘアメイク賞)にノミネートされた。同作は1838年のドイツを舞台に、純真な女性エレン(リリー=ローズ・デップ)と不動産業者トーマス(ニコラス・ホルト)の夫婦を描く物語。トーマスが謎めいたオルロック伯爵(ビル・スカルスガルド)が住むトランシルバニアの屋敷に赴いてから、夫妻に恐ろしい出来事が起こる。ほかに、エガース監督作常連のウィレム・デフォーと、アーロン・テイラー=ジョンソン、エマ・コリンが共演。現在のところ世界興収1億5600万ドルを記録し、エガース監督最大のヒット作となっている。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【観てない人マジもったいない!!】まだ間に合う!この連休に映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

Dear Stranger ディア・ストレンジャー
【4歳の息子が誘拐された。しかし誘拐犯が死体で見つかった】衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

個人的・下半期で観たい映画No.1
映画ファンがこぞって「絶対観る」と決めてるの何で!? 全員主役級がクセ激烈の異常者に…
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント