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広瀬すず&木戸大聖がときめき手つなぎローラースケート!「ゆきてかへらぬ」本編映像

2025年1月24日 10:00

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手つなぎローラースケート!
手つなぎローラースケート!
(C)2025 映画「ゆきてかへらぬ」製作委員会

広瀬すずが主演を務め、木戸大聖岡田将生と共演する映画「ゆきてかへらぬ」。“狂気”と“無邪気”が同居する天才詩人・中原中也役で新境地を開いた木戸が、広瀬演じる運命の女性との美しい瞬間を切り取った本編映像が公開された。

本作は大正時代を舞台に、実在した男女3人の壮絶な愛と青春を描いた作品。「探偵物語」や「ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ」の根岸吉太郎監督が16年ぶりにメガホンをとり、「ツィゴイネルワイゼン」や「セーラー服と機関銃」の田中陽造が脚本を担当し、広瀬が実在した女優の長谷川泰子役を演じている。また、木戸は“不世出の天才詩人”中原中也、岡田は“日本を代表する文芸評論家”小林秀雄に扮している。ほか、田中俊介トータス松本瀧内公美草刈民代カトウシンスケ藤間爽子柄本佑らが共演。

まだ芽の出ない女優・長谷川泰子は、のちに“不世出の天才詩人”と呼ばれることになる青年・中原中也と出逢う。どこか虚勢を張り合うふたりは、互いに惹かれ、一緒に暮らしはじめる。その後、東京に引っ越したふたりの元を、中也の友人で、のちに日本を代表することになる文芸評論家・小林秀雄が訪ねてくる。偶然ともいえるその出逢いが、やがて3人の運命を狂わせていく。

画像2(C)2025 映画「ゆきてかへらぬ」製作委員会

木戸が本作で演じたのは、日本を代表する詩人にして生涯350篇以上の詩を残しながら、僅か30歳で夭折した天才詩人・中原中也。不遇な作家人生を歩み、破天荒な逸話が今でも語り継がれる中也を演じるにあたり「今まで演じてきた役とは全然かけ離れていて、自分の枠を超えてトライしなきゃいけない役でした」と振り返る。

さらに、本作で描かれる運命の女性・長谷川泰子広瀬すず)と繰り広げる歪な恋愛関係について「中也が泰子に向ける愛のベクトルや彼らの愛し合い方って今の人が見ればちょっと歪だったりするかもしれませんが、根源にあるのは真っ直ぐな愛。それは今まで自分が経験してきた役と通じるところがあり、その真っ直ぐさと今までにない狂った自分、どちらもうまくミックスして新しい中也像を創りたいと思いました」とコメント。これまでのイメージを覆す、狂気を纏った木戸の変貌と時代を駆け抜けたアーティストたちの愛の行き着く先に期待が高まる。

公開された本編映像では、運命の女性・泰子と中也が過ごしたかけがえのない瞬間が切り取られている。京都で運命的な出会いを果たし共に暮らし始めた、20歳の駆け出し女優・泰子と、まだ学生だった17歳の中也。端役でも主役さながらの存在感と態度のせいで現場では邪険に扱われ一向に芽が出ない泰子。肩を落として歩いていると、泰子の気持ちを知ってか知らずかローラースケートを履き颯爽と現れた中也は、彼女の手をとり一緒に滑り始める。突拍子のない行動に振り回されつつも、中也の無邪気で自由な姿に、いつの間にか笑顔を取り戻す泰子。二人はその後夢を追いかけ東京へ引っ越すが、そこで出会った小林秀雄(岡田将生)との出会いが、3人の運命を狂わせていく――。

2月21日から、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。

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