ハロウィンでコスプレしたい「スター・ウォーズ」衣装まとめ【日本文化の影響大!】
2024年10月31日 14:00
本日10月31日はハロウィン。仮装をした子どもが近隣の家を訪ねて、お菓子をもらう欧米のイベントを由来に、日本では仮装そのものを楽しむ日として定着しており、今年も各地で盛り上がりを見せている。「楽しみたいけど、どんな仮装をしたらいい?」。そんなお悩みに答えてくれるのが、ディズニープラスで配信中の「スター・ウォーズ」シリーズだ。
実は、「スター・ウォーズ」シリーズには、ジェダイが身にまとうローブや、ダース・ベイダーの邪悪さを象徴する真っ黒なマスクなど、印象的な衣装、それをまとう個性的なキャラクターが数多く登場する。注目したいのは、そんな衣装の数々に、日本文化が大きな影響を与えている点。銀河の英雄や悪役になりきって、ハロウィンを楽しむのもおすすめだ。
「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」
「スター・ウォーズ」を象徴する衣装といえば、何と言ってもローブをまとったジェダイたちの姿だろう。1978年に日本で公開された「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」に登場したオビ=ワン・ケノービ(アレック・ギネス)の服装は、小袖に羽織を重ねて着用する、侍の着物がモデルのひとつになっている。このスタイルは以降、ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)、ヨーダ、アナキン・スカイウォーカー(ヘイデン・クリステンセン)、クワイ=ガン・ジン(リーアム・ニーソン)、若きオビ=ワン(ユアン・マクレガー)といった歴代ジェダイの服装に継承される。
ぜひ注目してほしいのが、ローブの色だ。オビ=ワンは白い服の上に茶色のローブをまとっているのに対し、アナキンはダークサイドに近付くにつれて、服が茶色や灰色へと変化し、暗黒面へと落ちる「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」ではついに漆黒になる。ルークもまた、「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」で白い服を着ているが、修行を積んで、フォースを会得するにつれて服装が黒に近づいている。
「スター・ウォーズ エピソード5 帝国の逆襲」
シリーズのなかでも圧倒的な存在感を放つだけではなく、映画史に多大なる影響を与え、いまも世界中で愛され続けている悪役キャラクター、ダース・ベイダー。呼吸音が漏れ聞こえる黒いマスクと、威圧感たっぷりの真っ黒な装甲服は、日本の鎧兜をモチーフにデザインされたといわれている。
「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」でオビ=ワンとの闘いの際に重傷を負ったアナキンは、生命維持装置である全長2メートルを超える、真っ黒な装甲服を着用し、シスの暗黒卿ダース・ベイダーとなった。圧倒的な威圧感を与える装甲服と、特徴的な呼吸音&不気味な低い声を出す真っ黒なマスクこそが、世界中を熱狂させる“銀河一有名な悪役”ダース・ベイダーの象徴だ。
「スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」
新三部作のヒロインで、アナキンと恋に落ち、やがてルークとレイア・オーガナ(キャリー・フィッシャー)の母となる重要キャラクターのパドメ・アミダラ(ナタリー・ポートマン)。若くして故郷の星を背負う、波乱万丈の生涯を送った惑星ナブーの女王であるパドメは、その美しく凛とした姿が魅力的だ。
そんなパドメの衣装には、アジア各国のさまざまな伝統衣装の要素が取り入れられており、登場シーンで着用しているどっしりとした重みのある真っ赤な儀式用ローブと、大きくまとめられた髪型、白く塗られた顔は、日本の雛人形を連想させる。パドメのビジュアルを初めて見たポートマンは、「日本を訪れたときに、歌舞伎座で鑑賞した歌舞伎を思い出した」と語っており、歌舞伎役者の“ゆっくりとした動き”を演技に取り入れたと明かしている。
これら記憶に残る衣装に加えて、「スター・ウォーズ」シリーズには、特徴的なアーマーのストームトルーパーや、真っ白なドレスが可憐なレイア、C-3POやR2-D2といったドロイドなど、ハロウィンの仮装にぴったりなキャラクターが数多く登場する。全ての衣装デザインに、情熱とこだわりが詰まったキャラクターの衣装にも注目しながら、映画史に燦然と輝くSF映画シリーズを楽しみたい。
フォトギャラリー
PR
©2024 Disney and its related entities
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。