ティモシー・シャラメ、ボブ・ディランを演じ全シーンで歌唱 「名もなき者」歌声が響く特報
2024年9月24日 08:00

ティモシー・シャラメが若き日のボブ・ディランを演じる、ジェームズ・マンゴールド監督作「名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN」の特報(https://youtu.be/eywqV0QyxvQ)とティザービジュアルがお披露目。映像では、ディランを全身全霊で体現したシャラメの歌声が響き渡っている。
本作では、1960年代初頭、後世に大きな影響を与えた米ニューヨークの音楽シーンを舞台に、19歳だったミネソタ出身のひとりの無名ミュージシャン、ボブ・ディランが、時代の寵児としてスターダムを駆け上がり、世界的なセンセーションを巻き起こしていく姿を描く。
「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」や「DUNE デューン」シリーズなどで知られ、人気・実力を兼ね備えたシャラメをはじめ、エドワード・ノートン(「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」)、エル・ファニング(「マレフィセント」シリーズ)、モニカ・バルバロ(「トップガン マーヴェリック」)、ボイド・ホルブルック(「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」)、ダン・フォグラー(「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」)、ノーバート・レオ・バッツ(「エクソシスト 信じる者」)、スクート・マクネイリー(「アルゴ」)ら、豪華キャスト陣が顔をそろえる。
特報は、何も持たないひとりの青年がニューヨークの街にたどり着き、さまよい歩くシーンで始まる。闇に覆われた街で、淋しげな背中を見せていた名もなき存在だった彼が、一転して光に包まれ、ギター一本で聴衆を惹きつける印象的な歌声を響かせる。まさに“伝説が始まる瞬間”ともいえる、高揚感が押し寄せるシーンが切り取られている。
歌われているのは、ディランの「はげしい雨が降る」。2016年、ディランがミュージシャン初となるノーベル文学賞を受賞した際に、授賞式でパティ・スミスが、途中で感極まりながらも歌い切った名曲だ。本作でディランのビジュアル、声、パフォーマンスに至るまで徹底的に研究し、若き日の本人がよみがえったかのような姿を作り上げたシャラメは、全てのシーンで自身の歌声を披露している。
さらに映像内では、「フリーホイーリン・ボブ・ディラン」のアルバムジャケットで知られる、当時の恋人スージー・ロトロにインスパイアされたシルヴィー(ファニング)との恋模様が垣間見える。さらに、当時すでに音楽シーン注目のシンガーで、次第にディランと歌を分かち合うことになる“フォークの女神”ジョーン・バエズ(バルバロ)、まだ無名だったディランの才能を見抜き、ミュージシャンとしての道を先導したフォークシンガー、ピート・シーガー(ノートン)の姿も映し出されている。
監督を務めるのは、「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」「フォードvsフェラーリ」を手がけ、「LOGAN ローガン」で第90回アカデミー脚色賞にノミネートされた名匠マンゴールド。本作では、誰もが知る世界的アイコンであるディランの“伝説の始まり”をエモーショナルに紡ぐ。
「名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN」は、25年2月に全国公開。

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