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「となりのトトロ」金曜ロードショーで今夜放送! あらすじ・キャスト・トリビアまとめ

2024年8月23日 21:00

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今夜放送!
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(C)1988 Studio Ghibli

スタジオジブリの名作「となりのトトロ」が、本日8月23日午後9時から日本テレビ系「金曜ロードショー」で放送されます。映画.comでは、概要とあらすじ、キャスト情報のほか、トリビアをご紹介します。

宮﨑駿が監督・原作・脚本を務めた「となりのトトロ」は、昭和30年代初頭ののどかな田舎を舞台に、幼い姉妹と、トトロをはじめ森の中に住む不思議な生きものたちとの交流を描く心温まるファンタジーです。本作ではドングリが大好きなトトロや、家をススだらけにしてしまうマックロクロスケ、俊足で空を駆け回るネコバスなど、ユニークな生き物たちがたくさんお目見え。サツキとメイがトトロたちと繰り広げる冒険に心躍る本作は、金曜ロードショーで放送されるたびに、高視聴率をマークしてきました。

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声優は、主人公サツキ役に日高のり子、メイ役に坂本千夏、お父さん役にコピーライターの糸井重里、お母さん役に「風の谷のナウシカ」のナウシカ役で知られる島本須美。1988年の劇場公開時には高畑勲監督作「火垂るの墓」と2本立てで上映されました。


【あらすじ】
 サツキは小学6年生の女の子。入院中のお母さんに空気のキレイな土地で静養してもらうために、妹のメイとお父さんと一緒に郊外に引っ越してくる。新しい家は大きなクスノキの近くに建っているおんぼろ屋敷。到着早々、メイとサツキは家に隠れていた小さくて真っ黒な生き物を発見して大はしゃぎ。2人はその生き物を“マックロクロスケ”と呼んでいたが、近所のおばあちゃんから本当の名前は“ススワタリ”だと教えられる。
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田植え休みも終わり、いよいよ新生活が始まったある日。庭で遊んでいたメイの前に、2匹の奇妙な生きものが現れる。2匹を追いかけてクスノキの根元に転がり落ちたメイは、巨大な生きもの、トトロと出会う。その話を聞いたサツキは自分もトトロに会いに行こうとするが、メイが通ったはずの根元の穴はなくなっていた!


【キャラクター/声優】
サツキ:日高のり子
メイ:坂本千夏
とうさん:糸井重里
かあさん:島本須美
ばあちゃん:北林谷栄
トトロ:高木均
カンタの母:丸山裕子
先生:鷲尾真知子
本家のばあちゃん:鈴木れい子
カンタの父:広瀬正志
カンタ:雨笠利幸
草刈り男:千葉繁
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【愉快なトリビアを知れば一層楽しく見られる】
●いろんな作品にカメオ出演しているトトロ

公開当時、興行的な数字は決して良くなかった「となりのトトロ」ですが、キネマ旬報の「日本映画ベストテン」第1位をはじめ、第12回山路ふみ子映画賞、第13回報知映画賞監督賞など、数多くの映画賞を獲得し、高い評価を受けました。金曜ロードショーでは放送するたびに反響を呼び、物販についてもトトロをはじめ、様々なキャラクターのグッズが売れしたことで、気づけばスタジオジブリの稼ぎ頭に。トトロというキャラクターは後に、スタジオジブリのシンボルマークにもなりました。

そんなトトロは、本作以外にいろいろな作品に顔を出しています。まずは1994年公開の高畑勲監督作「平成狸合戦ぽんぽこ」。トトロはタヌキたちが妖怪に化けて百鬼夜行を行うという終盤のシーンに登場します。

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また2008年公開の宮﨑監督作「崖の上のポニョ」では、宗介の母親・リサが「となりのトトロ」のテーマ曲「さんぽ」を歌う場面があり、さらにリサたちの家の冷蔵庫にも、小トトロのマスコットが飾られています。1995年公開の近藤喜文監督作「耳をすませば」では、雫が学校の図書室で本を探しているシーンで「TOTORO」と背表紙に書かれた本が並んでいたことも話題となりました。

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その他、2014年公開の「トイ・ストーリー3」で、4歳の少女ボニーが遊んでいたおもちゃとしてトトロが登場していることもよく知られています。本作は、宮﨑監督と交流が深いことで知られるジョン・ラセター監督作ということで大いに納得。ちなみに、2016年公開のディズニーアニメ「ズートピア」でも、きつねのニックがアイスを買うお店の商品棚にトトロのカタチをしたお菓子が並んでいます。

宮﨑駿に変更された糸井重里の宣伝コピー

糸井さんは本作以降、すべてのジブリ作品の宣伝コピーを手がけていきますが、「となりのトトロ」のキャッチコピーに関しては、宮﨑監督から変更が入ったものが採用されました。

糸井さんが最初に書いたコピーは「このへんないきものは、もう日本にいないのです。たぶん。」でしたが、実際に使われたのは「このへんないきものは、まだ日本にいるのです。たぶん。」です。糸井さんは当時のインタビューで「現実には、もういないんじゃないかと、僕なんかは思うわけです。ただ宮﨑さんが『そうかもしれないけれど、いると思って作りたい』とおっしゃって、確かにそう思っていないと映画は作れないと思ったんですよね」と、最終的には宮﨑監督の思いを反映したものとなったことを明かしています。

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ちなみに、お父さん役の声優に糸井さんを抜擢したのが宮﨑監督だということは、当時のおふたりの対談で語られています。宮﨑監督は、糸井さんが制作期間中に娘さんを連れてジブリを訪問した時の様子が印象深く残っていたとか。

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宮﨑監督いわく「声優さんの声をいろいろ聞いてみたんですけど、みんな、あったかくてね、子どものことを全面的に理解している父親になりすぎちゃうんですよ」と、お父さん役がステレオタイプの良い父親像に収まってしまうことを避けたかったようで、糸井さんに白羽の矢が立ったようです。

久石譲が語る「となりのトトロ」の音楽裏話

音楽を手掛けた久石譲によると、宮﨑監督作「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」では製作を務めていた高畑勲と音楽での主なやりとりをしていたそうですが、「となりのトトロ」は高畑監督作「火垂るの墓」と同時進行で制作されていたので、宮﨑監督自らが久石氏とやりとりをしていったそう。

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当時の久石さんのインタビューによると、打ち合わせの時に宮﨑監督が「こんなおもしろいものを高畑さんはいままでやっていたのか。ズルイ」と言われていたとか。バグパイプの音が印象的なオープニング曲「さんぽ」ですが、宮﨑監督はその音を気に入り「全部に入れてほしい」とまでリクエストされたそうです。

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また、久石さんといえば、2022年にイギリスのロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)によって舞台化された「となりのトトロ」のエグゼクティブプロデューサーも務めました。この舞台は大ヒットし、イギリスの演劇界で最も権威がある「ローレンス・オリヴィエ賞」の最優秀作品賞をはじめ計6部門を受賞しています。

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