ロバート・ダウニー・Jr.がマーベル復帰! トニー・スターク役ではなく…
2024年7月29日 18:00
米サンディエゴで行われた世界最大級のポップカルチャーイベント「サンディエゴ・コミコン・インターナショナル」で、マーベル・スタジオが新たな「アベンジャーズ」シリーズ2作品の製作を電撃発表した。最大の驚きは、ロバート・ダウニー・Jr.がアイアンマンではなく、敵役のドクター・ドゥーム役で復帰することだ。監督は「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」と「アベンジャーズ エンドゲーム」を手掛けたジョーとアンソニーのルッソ兄弟が務める。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の顔として長年活躍してきたダウニー・Jr.は、「アベンジャーズ エンドゲーム」でアイアンマン/トニー・スタークとしての役目を終えたと思われていた。しかし今回のコミコンでの発表により、MCUに帰還することが明らかになった。しかも彼が演じるのは、これまでMCUには登場していなかった強大な悪役、ドクター・ドゥームだ。
ドクター・ドゥームことヴィクター・フォン・ドゥームは、マーベルコミックスを代表する悪役のひとり。天才的な科学者にして魔術師でもあり、架空の国ラトベリアの独裁者として君臨している。「ファンタスティック・フォー」の宿敵として知られるが、その影響力はマーベルコミックス全体に及ぶ。特に「シークレット・ウォーズ」では、神のような力を手に入れ、物語の中心的存在となる。
「アベンジャーズ」第5弾と6弾の正式タイトルは、「アベンジャーズ ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ シークレット・ウォーズ」。前者は2026年5月、後者は27年5月の全米公開が予定されている。
ルッソ兄弟は、コミコンのステージで復帰を発表。「『アベンジャーズ エンドゲーム』を監督した時、我々にとってMCUでの仕事は終わったと思っていました」とジョー・ルッソはコメント。「しかし、この特別な物語に出合い、戻ってくることにしたのです。これはマーベルコミックスが今まで語った中で最大の物語です。それが、我々がここに立っている理由です」
アンソニー・ルッソは、ダウニー・Jr.の起用について「ロバートは、我々が想像していた以上にドクター・ドゥーム役に完璧にフィットしました。彼の演技は観客を驚かせ、魅了するでしょう」と語る。
ダウニー・Jr.も登壇し、「トニー・スタークを演じ終えた時、私のマーベルとの旅も終わったと思っていました。しかし、ドクター・ドゥームという複雑で魅力的なキャラクターに出合い、新たな挑戦をする機会を得ました。ファンの皆さんに、この新しい姿を見ていただけるのが待ちきれません」と撮影を心待ちにしている様子だ。
マーベル・スタジオのケビン・ファイギ社長は「『シークレット・ウォーズ』は、MCUの新たな章の幕開けとなります。ロバートとルッソ兄弟の才能が、この壮大な物語を素晴らしいものにしてくれると確信しています」と述べ、新作への期待を語った。
脚本は、ルッソ兄弟の過去4作のマーベル作品を手掛けたスティーブン・マクフィーリーが担当。ルッソ兄弟の製作スタジオAGBOがマーベルと提携を結び、共同制作を行うことも発表された。
ダウニー・Jr.演じるドクター・ドゥームの登場により、MCUは新たな局面を迎えることになる。「アベンジャーズ」シリーズの集大成となる「シークレット・ウォーズ」に向けて、どのようなストーリーが展開されるのか。マーベルファンの期待は高まるばかりだ。
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