ジョニー・デップ、「シザーハンズ」はトム・クルーズが演じる予定だったと告白
2024年6月13日 11:00
「シザーハンズ」は、ティム・バートン監督との黄金コンビの始まりとなり、デップのキャリアにおける重要な転機となった作品だ。切なくも愛らしい人造人間エドワード・シザーハンズを演じたデップの演技は高く評価され、彼を一躍スターダムへと押し上げた。
そんな「シザーハンズ」について、デップはティム・バートン監督に関する新たなドキュメンタリー(タイトル未定)のインタビューで驚くべき事実を明かした。シザーハンズ役はもともとトム・クルーズかトム・ハンクスが演じる予定だったというのだ。さらに、マイケル・ジャクソンもこの役に興味を示していたそうで、デップは「実はトム・クルーズはエドワードを演じる寸前までいっていた。これは本当の話だ」と明かす。
当時のデップといえば、80年代の人気テレビシリーズ「21ジャンプストリート」で人気を博していたものの、シリアスな役者としての評価はまだ低かった。そんな彼の才能を見出したのが、バートン監督だった。
「ティムはぼくに対してすごくオープンで、すぐに意気投合したんだ。彼はぼくがエドワードのキャラクターにどれだけ共感しているかを理解してくれて、それが大きな助けとなった。ティムはエドワードというキャラクターを単なる作り物としてではなく、深い感情を持った存在として描こうとしていたからね」とデップは当時を振り返る。
バートン監督の英断のおかげで、デップはシザーハンズ役に抜てきされた。「『シザーハンズ』があったからこそ、今の自分がある」と彼自身が言うように、本作をきっかけにアイドルから真の俳優へと変貌を遂げたのだ。
「シザーハンズ」以降、デップはバートン監督とタッグを組み、「スリーピー・ホロウ」や「チャーリーとチョコレート工場」などの名作を次々と生み出してきた。二人の相性の良さは映画界でも有名だ。「ティムとの仕事はいつも新鮮で、彼のクリエイティビティには常に驚かされる。彼とのコラボレーションはぼくにとって刺激的なものだ」とデップは語っている。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)