「ビートルジュース」続編、9月27日公開! バートンワールド全開の予告編披露 ジェナ・オルテガ演じる新キャラも登場
2024年6月6日 07:00

「チャーリーとチョコレート工場」「アリス・イン・ワンダーランド」のティム・バートン監督の最新作「ビートルジュース ビートルジュース」が、9月27日に公開されることが決定し、第1弾日本版予告とティザービジュアルが披露された。
本作は、1988年公開の「ビートルジュース」の35年後を描くホラーコメディ。ディズニースタジオのアニメーターとしてキャリアをスタートさせたバートンは、短編2本、長編1本(すべて日本劇場未公開)を経て、30歳で「ビートルジュース」を監督し、自身初の全米初登場ナンバーワンを獲得。4週連続ナンバーワン、11週連続TOP10入りを記録し、第61回アカデミー賞メイクアップ賞に輝いた。ビートルジュース役のマイケル・キートンと翌89年公開の「バットマン」で再タッグを組み、一躍その名を世界に轟かせた。
「ビートルジュース」は、初めて日本で劇場公開されたバートン監督の日本デビュー作。日本語吹替版では、ビートルジュース役の西川のりおが自身のギャグ「ツッタカター」をアドリブで入れるなど、映画ファンの間では“映画史に残る伝説の日本語吹替版”として語られている。
ビートルジュースは、“人間怖がらせ屋” を営む推定年齢600歳のお騒がせ者。普段は死後の世界にいるが、名前を3回呼ばれると人間界に現れ、人間を怖がらせて家から追い払う。前作では、再婚した両親とともに新居に引っ越してきたディーツ家の1人娘で霊能力を持つリディア(ウィノナ・ライダー)が、ビートルジュースを人間界に呼び出してしまったことがきっかけで、ビートルジュースによる幽霊騒動が起こる。
ビートルジュースの長年の願いは、死後の世界から人間界に移り住むこと。唯一の方法は「人間と結婚すること」で、彼は霊能力があり自分を怖がらないリディアに目をつけ、結婚を迫るが、未遂に終わり、死後の世界に逆戻りする羽目になる。
最新作では、35年を経て母親になったリディアと1人娘のアストリッドが騒動に巻き込まれる。相変わらず死後の世界で “人間怖がらせ屋” を営むビートルジュースだったが、実は彼には死後の世界に妻が……!? 身体をバラバラにされて何百年にもわたり封印されていた元妻・ドロレスが復活し、ビートルジュースへの復讐を誓う。
ビートルジュースはなんとかして人間界へ逃げ出そうと、今度こそリディアとの結婚を画策。一方、アストリッドが死後の世界に囚われてしまったことから、リディアは最終手段としてビートルジュースに助けを求めることに。ハロウィンの夜にビートルジュースとリディアはお互いを必要とする状況になる。
前作から引き続き、ビートルジュース役でキートン(72)、リディアの母親・デリア役でキャサリン・オハラ(70)、当時16歳だったウィノナ・ライダー(52)が母親になったリディア役で出演。
リディアの1人娘・アストリッド役は、バートンが製作総指揮・監督を務めたNetflixシリーズ「ウェンズデー」でウェンズデー・アダムス役に抜擢されたジェナ・オルテガ(21)。ビートルジュースの元妻ドロレス役は、バートン作品に初出演したモニカ・ベルッチ(59)が務め、バラバラにされた身体を繋ぎ合わせたバートンワールドを体現したキャラクターを演じる。そのほか、リディアの婚約者・ローリー役でジャスティン・セロー(52)、ドロレスとともにビートルジュースを追うウルフ役でウィレム・デフォー(68)が共演する。
日本版予告の冒頭、ビートルジュースの名前を口にする娘のアストリッドに、リディアが「2度とその名前を言わないで!」「やめなさい!」と注意。しかし、3回名前を言ったことでビートルジュースが屋根裏部屋に現れる。予告の後半では、ビートルジュースの元妻ドロレスが「ビートルジュースはどこ?」と死後の世界で探し回っているシーンや、ドロレスの復讐から逃れたいビートルジュースがリディアを口説く場面などが映し出される。ナレーションは、「銀魂」の主人公・坂田銀時役で知られる声優の杉田智和が担当した。
「ビートルジュース ビートルジュース」は、9月27日全国公開。IMAXとDolby Cinemaでの上映も決定している。
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