江口のりこ主演「愛に乱暴」チェコの映画祭でワールドプレミア!“愛ある日常”に不穏が忍び寄る場面写真も公開
2024年5月28日 17:25

江口のりこが主演を務めた映画「愛に乱暴」が、チェコのカルロヴィ・ヴァリ映画祭(第58回)のメインコンペティション「クリスタル・グローブコンペティション部門」に出品されることが決定。あわせて、新場面写真も公開された。
原作は、数々の文学賞を受賞し、「悪人」「さよなら渓谷」「怒り」など多くのベストセラーが映画化された吉田修一氏の同名小説。人間の複雑な感情とその裏に隠された本質を鋭く炙り出してきた著者が、本作では愛が孕むいびつな衝動と暴走を描く。監督を務めるのは「おじいちゃん、死んじゃったって。」「さんかく窓の外側は夜」を手掛けた森ガキ侑大。江口が徐々に平穏を失っていく“妻”を怪演し小泉孝太郎、馬場ふみか、風吹ジュンらが共演している。
チェコ共和国の首都プラハから車で90分ほどの距離にあるカルロヴィ・ヴァリにて、6月末から7月頭にかけて開催されるカルロヴィ・ヴァリ映画祭。主要国際映画祭の中ではカンヌ、ロカルノと並び、ベネチアに次ぐ長い歴史を持つ中・東欧最大規模の映画祭だ。最高賞であるクリスタル・グローブ受賞作には、ジャン=ピエール・ジュネの「アメリ」や巨匠ケン・ローチの「ケス」などがあり、そんな歴史ある映画際で「愛に乱暴」はワールドプレミアを迎えることとなった。なおコンペ作品の中からクリスタル・グローブ賞に選ばれた日本映画は、1958年の家城巳代治監督作「異母兄弟」以来、日本作品の受賞はしていない。

出品決定の一報を受け、主演・江口、森ガキ監督が、以下のコメントを発表している。


なお、場面写真は、江口扮する主人公・桃子の一見穏やかだが心ざわつく日常を切り取ったもの。先に眠りについた夫の真守(小泉)の手を切ない表情で触れる姿、義母の照子(風吹)のごみ捨てを肩代わりする様子、日常の中でふと心に陰りが射す瞬間・台所で物思いにふける桃子や帰宅途中の浮かない表情の真守を切り取ったカット、そして女性(馬場)を挟んで一触即発の一幕など、愛ある日常にひたひたと不穏が迫りくるシーンの数々となっている。
「愛に乱暴」は8月に全国ロードショー。

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