【5月5日は子どもの日】アニメで楽しみたい「スター・ウォーズ」10選
2024年5月5日 10:00
歴史に名を刻む映画をはじめ、現在では数多くのドラマも展開中の「スター・ウォーズ」シリーズ。映画にドラマ、小説、コミック、ゲームと、さまざまなメディアで拡大を続ける同シリーズにおいて、忘れてはいけないのが、アニメーション作品の存在です。
物語やキャラクターを大胆に解釈し、実写では不可能なビジュアル表現を追求できるアニメ作品は、「スター・ウォーズ」史の“空白の時間”を埋め、銀河をかけるサーガをより強固に、そして魅力的に輝かせるという重要な役割を果たしています。そして、本日5月5日は、子どもの日。というわけで、この記事ではアニメで楽しみたい「スター・ウォーズ」10選をご紹介します。
「スター・ウォーズ」を題材に、神風動画、キネマシトラス、サイエンスSARU、プロダクションI.G.など、世界最高峰のクオリティを誇る日本のアニメスタジオが制作した、短編作品で構成されるアンソロジーシリーズ。もともと、「スター・ウォーズ」は日本の神話や黒澤明監督の映画に影響を受けており、今度は日本のアニメーターたちの斬新な“ビジョン”を通して、正史にとらわれない自由で、ユニークな物語を紡ぎ出している。
シーズン2では、日本に加えて、スペイン、アイルランド、チリ、韓国、フランス、インド、南アフリカ、イギリスのスタジオが参加し、より多様なテイストの短編が誕生した。
映画シリーズの何世紀も前、ジェダイの黄金期とされるハイ・リパブリック時代の銀河系を舞台に、若きジェダイたちの大冒険を描くアニメシリーズ。ジェダイ候補生の仲良しトリオ、カイ、リス、ナブスは、ジェダイ・マスターのヨーダに惑星テヌーにある寺院へと送られ、一人前のジェダイに成長するために、マスター・ジアの指導のもとで修業を始める。
凄腕パイロットのナッシュ、彼女のドロイドRJ-83とともにクリムゾン・ファイアホークに乗り込み、テヌーの町や銀河のいたるところで大冒険。困っている人々を助け、悪い海賊たちと戦いながら、チームワークを学んでいく。
「スター・ウォーズ シスの復讐」(エピソード3)の“その後”を描くアニメシリーズ。「バッド・バッチ」とは、遺伝子操作で生み出されたクローン兵士集団「クローン・フォース99」の通称で、その卓越したスキルを駆使し、銀河の星々で傭兵としてミッションに挑む。
舞台は「シスの復讐」の後、ジェダイ・オーダーが崩壊し、銀河帝国の支配が始まった暗黒の時代。彼らはクローンではあるが、ただ命令に従うだけのクローン兵としてではない、自らの意思をもって生きる道を模索していく。映画シリーズでおなじみのキャラクターが登場し、親子の絆がテーマになるなど、「スター・ウォーズ」らしさ満載だ。
「スター・ウォーズ」シリーズにおけるプリクエル時代(エピソード1~3)に活躍したジェダイに焦点をあてた全6話のミニアニメシリーズ。物語の中心となるのは、アソーカ・タノとドゥークー伯爵という、全く異なるふたりのジェダイ。彼らはいかにして試練を乗り越え、自らの運命を左右する決断を下したのか?
ドゥークー伯爵が暗黒面に堕ちる過程や、アソーカがジェダイの道を捨て反乱者となった理由が丁寧に語られており、重要なエピソードが凝縮されている。また、映像の美しさも「スター・ウォーズ」のアニメシリーズのなかで群を抜いており、シーズン2の製作が正式決定した。
舞台は「スター・ウォーズ クローンの攻撃」(エピソード2)と「スター・ウォーズ シスの復讐」(エピソード3)の間。シスの暗黒卿であるドゥークー伯爵率いる分離主義勢力と、ジェダイを擁する共和国との間に勃発した“クローン戦争”を、全7シーズン、計133話というスケールで描いている。
その主軸となるのが、アナキン・スカイウォーカーとアソーカ・タノの師弟関係だ。ともにクローン戦争を戦い抜くふたりの道筋は、次第に枝分かれしていく。テレビシリーズの序章に位置づけられる「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」(映画)もあり、こちらを先に見ておくと、壮大な戦記をより理解しやすいはず。
「スター・ウォーズ シスの復讐」(エピソード3)と「スター・ウォーズ 新たなる希望」(エピソード4)の間に巻き起こる動乱を描いたアニメシリーズ。ストリートで育った孤児のエズラが、反乱のヒーローたちと出会い、銀河の自由を取り戻すため、人生の全てを奪った帝国に立ち向かう。
チームの面々は、ジェダイ抹殺指令“オーダー66”を辛くも生き延びたジェダイで、エズラを弟子として迎えるケイナン・ジャラス、有能なパイロットのヘラ・シンドゥーラ、武器爆薬のエキスパートであるサビーヌ・レン、チーム随一のタフガイであるゼブ、気難しいドロイドのC1-10P(通称チョッパー)ら個性派揃いだ。
舞台は「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(エピソード7)以前。銀河帝国の残党から生まれたファースト・オーダーが勢力を拡大するなか、反乱組織レジスタンスにスカウトされた若きパイロットのカズーダ・ジオノ(通称カズ)が、ドロイドのBB-8とともにファースト・オーダーの脅威を探るスパイとして、一筋縄ではいかない極秘任務に挑む。
反乱軍を象徴する戦闘機・Xウイングをはじめ、カラフルで独創的なレース機が数多く登場。スピード感溢れる飛行アドベンチャーが楽しめる。スター・ウォーズの正史として、パイロット目線で動乱の歴史を深く掘り下げる点にも注目したい。日本のアニメに影響を受けたタッチも必見だ。
「スター・ウォーズ」の世界から、これまで語られることのなかったヒロインたちの物語を、1話3~5分で描いた短編シリーズ。登場するのは、レイ、ジン・アーソ、レイア・オーガナ、サビーヌ・レン、パドメ・アミダラ、アソーカ・タノ。
砂漠の惑星ジャクー、氷の惑星ホス、森林の衛星エンドアなどを舞台にした、映画シリーズのサイドストーリーともいえる彼女たちの冒険と試練に加えて、アソーカ×パドメ(第6話「刺客潜入」と第11話「パイロット・パドメ」)、レイア×サビーヌ(第8話「トラブルの報酬」)といった、本シリーズならではの意外な“共演”も大きな見どころになっている。
「マンダロリアン」の配信スタート3周年を記念し、米ルーカスフィルムとスタジオジブリが、両スタジオを代表する人気キャラクターをフィーチャーした手描き2D短編アニメで夢のコラボを果たした。登場するのは、その愛くるしさから世界中のファンを虜にした“ザ・チャイルド”ことグローグーと、スタジオジブリの代表作のひとつ、「となりのトトロ」のマックロクロスケだ。
ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長と親交の深いスタジオジブリの宮崎駿監督と鈴木敏夫プロデューサーは、オリジナル短編アニメの制作を、ふたつ返事で快諾したという。近藤勝也が監督を務めた。
「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」(エピソード9)の直後を舞台にした、遊び心たっぷりのオリジナルアニメ。レイやチューバッカ、ポー・ダメロン、ランド・カルリジアンたちが、11月17日のライフ・デイ(生命の日、銀河系で最も陽気でマジカルな祝日のこと)を楽しく祝う姿が描かれる。
お祝いの準備に忙しい友人たちの元を離れたレイは、BB-8とともに訪れたジェダイ寺院で、時空を超えられる“鍵”を発見。さらには鍵を使い、未来を変えようと画策するパルパティーンも参戦し、ヨーダや若きルーク、ダース・ベイダーら歴代キャラクターが集結した豪華なバトルが繰り広げられる。
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