【金曜ロードショー】「ゴーストバスターズ アフターライフ」あらすじ・声優陣一覧 胸アツ製作秘話も
2024年3月29日 21:00

ジェイソン・ライトマン監督がメガホンをとった「ゴーストバスターズ アフターライフ」が、本日3月29日午後9時から、日本テレビ系「金曜ロードショー」で15分拡大して地上波初放送されます(野球中継のため最大30分、放送開始時間が繰り下がる可能性あり)。映画.comでは、あらすじ、声優陣一覧のほか、作品が繋いだ親子の胸アツエピソードをご紹介します。
1984年公開「ゴーストバスターズ(1984)」、1989年公開「ゴーストバスターズ2」は、ニューヨークに住む3人の科学者を主人公としたSFエンターテインメント映画。「ゴーストバスターズ アフターライフ」は、30年以上も経ってから製作された3作目となる続編(2016年にリブート版が製作)となります。往年のキャスト陣が再結集したことでも、大きな話題となりました。

田舎町に引っ越してきた12歳の少女フィービー。その町では、30年間にわたり原因不明の地震が頻発していた。フィービーはある日、祖父が遺した古びた屋敷で、見たこともないハイテク装備の数々と、改造車を発見。科学者だったフィービーの祖父イゴン・スペングラーは、30年前にニューヨークを襲ったゴーストを封印した“ゴーストバスターズ”のメンバーのひとりだった。
地震の原因がゴーストの仕業だと突き止めたフィービー。「なぜこんな場所に封印を?おじいちゃんが死んだとき一体なにが?」。祖父がこの町に隠した秘密に迫ろうとしたその時、ゴースト達の封印が解かれ、町中にあふれかえってしまう。「おじいちゃん、力を貸して――」。DNAを受け継ぐ、フィービーが世代を超えたゴースト退治に挑む。

キャリー:(朴ろ美/キャリー・クーン)
トレヴァー:(梶裕貴/フィン・ウルフハード)
ポッドキャスト:(高山みなみ/ローガン・キム)
グルーバーソン:(木内秀信/ポール・ラッド)
ラッキー:(日笠陽子/セレステ・オコナー)
ゴーザ:(渡辺直美/エマ・ポートナー)
ジャニーン・メルニッツ:(安達忍/アニー・ポッツ)
イヴォ・シャンドア:(仲野裕/J・K・シモンズ)
今作のメガホンをとったジェイソン・ライトマン監督は、「ゴーストバスターズ(1984)」「ゴーストバスターズ2」を手がけたアイバン・ライトマン監督の息子として知られています(アイバンさんは今作公開後の2022年2月12日に死去)。
ただ、だからといって親子でバトンを繋ぐという美談がすんなり成立したわけではありませんでした。そもそも、ジェイソンが同シリーズに関わることに乗り気ではなかったことを公言しています。その一方で、約10年前からフィービーというキャラクターの構想は胸に抱いていたといいます。どのような心境の変化があったのか、公開当時に映画.comのインタビューで答えています。

「知らぬ間に自分が描くべきストーリーを見つけたんだ。以前は、息子だから『ゴーストバスターズ』を監督すべきだなんて思いたくなかったし、語るべきストーリーがないのにプロトンパック(バスターズが幽霊退治に使うレーザー装置)を手に取りたくなかった。
でもある日、バスターズの孫の世代が祖父の残した謎に気づくという話を思いついたんだ。地下室や屋根裏部屋を探検中にプロトンパックを見つけ、それが何を意味するのか、自分のアイデンティティに疑問を抱き始めるというアイデアだ。それが物語の始まりだったよ」
ストーリーのアイデアは、不意に思いついたようです。
「12歳の少女がアメリカの麦畑をバックにして、プロトンパックをもっているシーンが思い浮かんだんだ。なぜそう思ったのかは分からない。でも頭の中にイメージがあって、彼女がスペングラー博士の孫娘であるということが明確になっていったんだ」

このアイデアはしかし、父アイバンにとっては長年の夢がかなう第一歩となったことは言うまでもありません。今作の脚本を読んだアイバンが涙を流したと明かしていますが、実際に脚本を手渡したときの反応を話してくれました。
「僕が『ゴーストバスターズ』を製作したことに、父はただただ興奮したと思う。何年も僕にそうして欲しいと言っていたからね。ついに決断して、明らかに父とオリジナル作品へのラブレターのような作品を製作したことを、父はとても光栄に思ってくれたみたい。嬉しくて泣いていたことも知っているよ」
ちなみに、何度となく父から続編を製作するように言われた際、どのように断っていたのでしょう。「まだ心の準備が出来ていない」とか?
「まさに、その通りの言葉を言ったと思う(笑)。インディーズ映画を撮ったり、映画祭に参加したり……。父はそれを尊重してくれたよ。そしてある日、『ゴーストバスターズを製作しようと思っている』と伝えたら、とても興奮していたよ」

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