【第47回日本アカデミー賞】「PERFECT DAYS」役所広司が4度目の最優秀主演男優賞!
2024年3月8日 22:12

第47回日本アカデミー賞の授賞式が3月8日、東京・グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールで行われ、「PERFECT DAYS」の役所広司が最優秀主演男優賞に輝いた。
役所が最優秀主演男優賞を受賞するのは、「Shall We ダンス?」(第20回)、「うなぎ」(第21回)、「孤狼の血」(第42回)に続き通算4度目。他の追随を許さない、圧倒的な強さを見せつけた。
役所は「うれしいです、本当にすごくうれしいです」と感激した様子。プレゼンターは、昨年の同賞受賞者で、テレビドラマでの共演経験もある妻夫木聡が務めており、「妻夫木くんから、こんなすばらしい賞をもらって、うれしいです」と喜びを新たにしていた。
「パリ、テキサス」「ベルリン・天使の詩」などで知られるドイツの名匠ヴィム・ヴェンダースが、東京・渋谷を舞台にトイレの清掃員の男が過ごす日々の小さな揺らぎを描いたドラマ。役所はトイレの清掃員として働く平山を演じ、淡々とした毎日に、常に新鮮な小さな喜びを見出す姿を好演した。
演じるにあたっては、清掃の手順を完ぺきにマスターし、平山そのものとしてカメラの前に存在し、豊かな内面や人となりも体現。2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で、日本人俳優としては「誰も知らない」の柳楽優弥以来19年ぶり2人目となる男優賞を受賞した。
国内外で評価され、興行的にも成功を収める本作の動向に「日本でも世界でも、お客さんがいま『PERFECT DAYS』を見に来て、楽しんでくれている。とても感謝したいと思います。いやあ、本当にいいもんですね」と胸を張り、「これでやっと、ゴジラの牙を抜いた感じがします」と会心の笑みを浮かべた。
なお、優秀主演男優賞は阿部サダヲ(「シャイロックの子供たち」)、神木隆之介(「ゴジラ-1.0」)、水上恒司(「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」)、鈴木亮平(「エゴイスト」)が受賞した。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース





「東京画」から40年。東京の変化を見つめ続けるヴィム・ヴェンダースに聞く 東京国際映画祭と新作「PERFECT DAYS」
2023年10月28日 12:00

映画.com注目特集をチェック

マインクラフト ザ・ムービー
【予想の5倍面白かった!!】この映画で人生がレベルアップする…GW、家族で観るならコレで決まり!
提供:ワーナー・ブラザース映画

サメ!ゾンビ!ガメラ!
【狂った名作・怪作が無料大量放送】ドキドキ!パニック映画祭! ありがとう“GWの夜”が決まった
提供:BS12

なんだこの面白そうな映画は!?!?
【強烈に面白そうな6つの魅力】予告だけで「めちゃくちゃ良さそう」が湧き上がる…観なければ!
提供:ディズニー

最愛の妻が、殺された…
【衝撃】殺しの経験ゼロ、しかし“最高の頭脳を持つ男”の復讐が始まる…
提供:ディズニー

ここでしか観られない“激レア映画”を特集放送
【“観たい”にこたえる極上体験】映画・ドラマを愛するすべての人に!(提供:BS10 スターチャンネル)