【第96回アカデミー賞】「ゴジラ-1.0」視覚効果賞にノミネート 山崎貴監督「新しい扉が開いた」
2024年1月23日 22:53

米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは1月23日(現地時間)、第96回アカデミー賞のノミネート作品を発表した。山崎貴監督の「ゴジラ-1.0」(公開中)は、視覚効果賞にノミネートされた。同賞を邦画・アジア映画が受賞した実績はなく、史上初の快挙に期待がかかる。
「ゴジラ-1.0」は、日本が生んだ特撮怪獣映画の金字塔「ゴジラ」の生誕70周年記念作品で、日本で製作された実写のゴジラ映画としては通算30作目。舞台は戦後の日本。戦争によって焦土と化し、なにもかもを失い文字通り「無(ゼロ)」になったこの国に、追い打ちをかけるように突如ゴジラが出現する。主演を神木隆之介、ヒロインを浜辺美波が演じた。
2023年11月3日に封切られた本作は、特大ヒットを記録。国内では1月21日までの80日間で観客動員348万人、興行収入54.5億円を突破。北米では1月21日までの52日間で興行収入5189万ドル(=約76.7億円※現時点のレートで換算)を超え、1月26日からはモノクロ映像版も1週間限定で公開。世界各地で“ゴジラ旋風”を巻き起こし、現在、日本興収も含めた全世界興収では1億ドルを突破した。
視覚効果賞は、その年に公開された映画のなかで、最も優れた視覚効果(VFX)を用いた作品に与えられる。過去には「スターウォーズ」「タイタニック」「アバター」などが受賞してきた。第96回アカデミー賞の授賞式は、現地時間3月10日に開催される。
ノミネート発表を受けて、山崎監督のコメントは「まさかオスカーに絡むことができるとは想像してなかったです。ゴジラを作った時も全然想像してなかったので、凄く嬉しいです。新しい扉が開いた感じです」とコメントを寄せた。山崎監督と白組スタッフが授賞式に参加する予定。
長い歴史を持つアカデミー賞の中で、監督として視覚効果賞を受賞したのは「2001年宇宙の旅」のスタンリー・キューブリックのみ。山崎監督が受賞すれば55年ぶり、史上2人目の受賞監督となる。
なお、山崎監督は、映画.comのユーザーに向けた独占コメントも発表している。
まさかこんな事になるとは、作っている時は全く思っていませんでしたが
まさかまさかの場所まで来ました。
ゴジラが連れてきてくれた場所です。
今はこの瞬間を大いに楽しみたく思います。
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