アキ・カウリスマキ監督「枯れ葉」がキャリア2番目の大ヒット
2024年1月21日 09:00

第76回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した、フィンランド映画界の巨匠アキ・カウリスマキ監督の新作「枯れ葉」(公開中)が世界累計興収1240万ドルを突破した。「ル・アーヴルの靴みがき」(2011)に次いで、カウリスマキ監督のキャリア史上2番目の大ヒットとなっている。
米Deadlineによれば、昨年11月に公開された北米ではカウリスマキ作品としてアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた「過去のない男」(2002)に次ぐ興収85万ドルのヒットを記録。イギリス、南米、ヨーロッパでも好成績を記録している。
17年に引退宣言したカウリスマキ監督が6年ぶりに復帰した話題作「枯れ葉」は、ヘルシンキを舞台に孤独を抱えて生きる男(ユッシ・バタネン)と女(アルマ・ポウスティ)が、人生における最初で最後のかけがえのないパートナーを見つけようとする心優しいラブストーリー。労働者3部作(「パラダイスの夕暮れ」「真夜中の虹」「マッチ工場の少女」)に連なる“4作目”として発表され、本国で360万ドルの興行収入を記録しフィンランド映画史上最高のヒットとなった。
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