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「アクアマン 失われた王国」首位スタート! イルミネーション新作「FLY! フライ!」は3位【全米映画ランキング】

2023年12月26日 18:00

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興行収入ランキングトップ10に、新作6本が登場!
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(C)2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. TM & (C)DC

12月第4週、クリスマスを迎えた北米映画市場の興行成績は、過去と比較するとかなり低調な結果となり、市場全体の累計興行収入は、2020年のコロナ禍以降の同時期で最低となりました。

週末3日間の興収ランキングでは、DCコミックスのヒーロー、アクアマンを主人公にしたシリーズ続編「アクアマン 失われた王国」(ワーナー)が、首位を獲得。ジェイソン・モモアが海底アトランティスの王アクアマン役で続投し、パトリック・ウィルソンニコール・キッドマンアンバー・ハードら、前作のメンバーが集結しました。アクアマンへの復讐を誓うブラックマンタ(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世)が、世界を滅亡させる力を持つ伝説の古代兵器ブラック・トライデントを発見。アクアマンは、前作で戦った弟オーム(ウィルソン)に助けを求めます。ジェームズ・ワン監督が再びメガホンをとりました。製作費2億1500万ドルに対し、週末3日間で興収2800万ドルを記録。これは、前作のオープニング興収(6700万ドル)と比較すると。半分以下の数字です。

2位は、ティモシー・シャラメ主演の「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」(ワーナー)。上映館数を拡大し、週末3日間で興収1700万ドルをあげました。製作費1億1500万ドルに対し、累計興収は7500万ドルを突破しました。シャラメは、第81回ゴールデングローブ賞の最優秀主演男優賞(ミュージカル/コメディ)にノミネートされています。

アニメーションスタジオ、イルミネーションの第14作「FLY! フライ!」(ユニバーサル)は、3位に初登場。渡り鳥なのに、一度も移動をしたことがないカモの一家が挑む、約3000キロにおよぶ冒険を描きます。クメイル・ナンジアニがカモ一家の父親マック、ダニー・デビートが叔父ダンの声を務めています。製作費7000万ドルに対し、週末3日間で興収1700万ドルを記録し、同スタジオ史上で最も低いオープニング成績となりました。

4位は、シドニー・スウィーニー(「マダム・ウェブ」)とグレン・パウエル(「トップガン マーヴェリック」)が共演したロマンティックコメディ「Anyone But You(原題)」(ソニー)。ふたりは、オーストラリアでの結婚式を控えるも、互いへの情熱を感じなくなってしまった新婚カップルを演じました。監督は、「ピーターラビット」シリーズのウィル・グラック。製作費2500万ドルに対し、週末3日間で興収620万ドルをあげました。

5位は、インドのアクションスリラー「Salaar Part 1 - Ceasefire(原題)」(Prathyangira Cinemas)。プラバース(「バーフバリ」シリーズ)が主演を務め、死にゆく友人との約束を守るため、ほかの犯罪組織に立ち向かうギャングのリーダーを演じました。監督は、「K.G.F」シリーズのプラシャーント・ニール。7000万ドル以上の製作費に対し、週末3日間の興収は540万ドルを記録しました。

ザック・エフロンが主演した「アイアンクロー」(A24)は、6位デビュー。エフロンとジェレミー・アレン・ホワイトが、伝説的なプロレスラー一家であるフォン・エリック家の兄弟を演じました。週末3日間で、製作費の約3分の1にあたる興収500万ドルを稼ぎ出しました。10位は、インドのコメディ「Dunki(原題)」(Yash Raj Films)。イギリスへ行くことを夢見る、パンジャブに住む友人同士の4人に、ある兵士が夢を叶えることを約束します。製作費1400万ドルに対し、週末3日間のオープニング興収は270万ドルをあげました。

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