「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」初登場首位! 「哀れなるものたち」は10位にアップ【全米映画ランキング】
2023年12月19日 18:00
12月第3週の北米映画市場の興行成績は、不調だった先週と比べると、クリスマスシーズンを控え回復傾向に。週末3日間の興行収入ランキングでは、ティモシー・シャラメ主演の「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」(ワーナー)が首位を獲得しました。
同作は、映画「夢のチョコレート工場」「チャーリーとチョコレート工場」に登場した工場長ウィリー・ウォンカの“はじまりの物語”。シャラメが若き日のウォンカ、ヒュー・グラントがオレンジ色の小さな紳士・ウンパルンパを演じました。ポール・キング(「パディントン」シリーズ)が監督、デビッド・ハイマン(「ハリー・ポッター」シリーズ)がプロデューサーを担当。4203スクリーンで公開され、週末3日間でオープニング興収3900万ドルをあげました。北米を除くインターナショナル興収は1億1000万ドルを突破しています。
大ヒットシリーズの第5弾「ハンガー・ゲーム0」(ライオンズゲート)は、5週目に突入しても2位をキープ。週末3日間で興収580万ドルを記録しました。累計興収は1億4500万ドルを突破し、息の長い興行となっています。
先週首位だった宮崎駿監督作「君たちはどう生きるか」(GKIDS)は、3位にダウン。週末3日間で興収510万ドルをあげ、累計興収は2300万ドルを超えましたが、前週比マイナス60.2%という、やや大きめの下落率となりました。「ゴジラ-1.0」(Emick)もひとつ順位を落とし、4位に。週末3日間で興収480万ドルをあげ、累計興収は3400万ドルを記録しました。
7位には、「Christmas with the Chosen: Holy Night(原題)」(ファゾム・イベント)が初登場しました。同作は、過去のクリスマスに放送された、イエス・キリストの誕生をめぐるふたつのエピソードを再編集し、リマスターしたもの。イタリアのテノール歌手アンドレア・ボチェッリと息子マッテオの初共演作も含めた、7つのパフォーマンスも収録されています。週末3日間で興収290万ドルを記録しました。
「女王陛下のお気に入り」のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが再タッグを組んだ「哀れなるものたち」(サーチライト)は、上映館を大幅に拡大し、先週の17位から10位にジャンプアップ。スコットランドの作家アラスター・グレイの同名ゴシック小説を映画化し、第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で最高賞の金獅子賞を受賞しています。ストーンが演じるのは、自ら命を絶ちますが、風変わりな天才外科医ゴッドウィン・バクスター(ウィレム・デフォー)によって自身の胎児の脳を移植され、奇跡的に蘇生する女性ベラ。彼女は、放蕩者の弁護士ダンカン(マーク・ラファロ)に誘われ、大陸横断の旅に出かけます。週末3日間で興収120万ドル、累計興収は220万ドルをあげました。
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