「君たちはどう生きるか」全米で初登場首位! スタジオジブリ作品として歴代最高のオープニング
2023年12月11日 17:00

サンクスギビングデーとクリスマスの間となる、12月第2週の北米映画市場の興行成績は鈍化し、市場全体の興行成績は、2023年のワースト3位になるとみられています。しかし、新型コロナウイルスのパンデミック後の12月と比較すると、改善傾向にあるようです。そして今週は、日本映画が1位と3位を獲得する快挙を達成しました。
宮崎駿監督作「君たちはどう生きるか」(GKIDS)が、週末3日間の興行収入ランキングのトップ10で、首位を獲得。日本映画が1位を獲得するのは、「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」(2022)以来となります。週末3日間で興収1280万ドルをあげ、スタジオジブリ作品としては、「借りぐらしのアリエッティ」(10)のオープニング興収(640万ドル)を上回り、歴代最高の数字を記録しました。2023年に全米で公開された日本映画としては、先週公開され、10日間で累計興収2500万ドルをあげた「ゴジラ-1.0」に次ぐ好成績となっています。
大ヒットシリーズの第5弾「ハンガー・ゲーム0」(ライオンズゲート)は、2位をキープ。週末3日間で興収940万ドル、累計興収1億3500万ドルを記録しました。順調に推移すれば、「ダイバージェント」(14)の累計興収(1億5000万ドル)を上回り、ライオンズゲート作品としては歴代10位にランクインする可能性もあります。
山崎貴監督が手がけた、日本で製作された実写版ゴジラの30作目にあたる「ゴジラ-1.0」(東宝インターナショナル)も、3位をキープ。週末3日間で興収830万ドルをあげました。累計興収は2500万ドルを突破し、「子猫物語」(1986)の累計興収(1329万ドル)を抜き、34年ぶりに記録を塗り替え、邦画実写作品として歴代1位となりました。
8位は、ブロードウェイミュージカルをスクリーン上映した「Waitress: The Musical(原題)」(ブリーカー・ストリート)。同作は「ウェイトレス おいしい人生のつくりかた」(07)をもとにしており、大きな夢を抱く小さな町のパイ職人を描いています。週末3日間で興収320万ドルを記録しました。
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