「ハンガー・ゲーム0」V2! 「ナポレオン」「ウィッシュ」など注目作が続々【全米映画ランキング】
2023年11月28日 13:00

サンクスギビングデーの休暇と重なった11月第4週の北米映画市場の興行成績は、先週の勢いそのままに好調な結果となりました。サンクスギビング休暇の週末としては、コロナ禍以降最高の興行成績をあげました。
週末3日間の興行収入ランキングのトップ10の首位は、先週に続き、大ヒットシリーズの第5弾「ハンガー・ゲーム0」(ライオンズゲート)。週末3日間で興収2800万ドルを記録しました。製作費1億ドルに対し、累計興収は9800万ドルに達しています。しかし、これまでサンクスギビング休暇前の週末に公開された、本作を含めたシリーズ4作品のなかでは、最も低い数字となりました。
リドリー・スコット監督、ホアキン・フェニックス主演の歴史スペクタクル「ナポレオン」(ソニー)は、2位に初登場。フランスの英雄ナポレオン・ボナパルトの人物像を新解釈で描いています。フェニックスがナポレオンを演じるほか、バネッサ・カービー(「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」)が妻ジョゼフィーヌ、タハール・ラヒム(「モーリタニアン 黒塗りの記録」)がフランス革命の指導者である盟友ポール・バラス、ルパート・エベレット(「アナザー・カントリー」)がイギリス軍司令官のウェリントン公爵を演じました。製作費は2億ドルと見積もられており、週末3日間でオープニング興収2000万ドルをあげました。
3位は、ディズニー100周年記念作品となるファンタジーミュージカル「ウィッシュ」(ディズニー)。“願いが叶う魔法の王国”ロサスで暮らす少女アーシャは、全ての願いは魔法を操るマグニフィコ王に支配されているという衝撃の真実を知ります。空から舞い降りた“願い星”のスター、相棒の子ヤギ・バレンティノとともに、アーシャは「皆の願いを取り戻したい」というひたむきな思いで立ち上がります。アリアナ・デボーズ(「ウエスト・サイド・ストーリー」)がアーシャ、クリス・パイン(「ワンダーウーマン」)がマグニフィコ王の声を担当。「アナと雪の女王」のクリス・バックが、新鋭ファウン・ビーラスンソーンと共同監督を務め、同じく「アナと雪の女王」のジェニファー・リーが脚本を手がけています。製作費は2億ドルと見られており、週末3日間でオープニング興収1950万ドルを記録しました。
バリー・コーガン(「イニシェリン島の精霊」)が主演を務めたドラマスリラー「Saltburn(原題)」(MGM)は上映館を拡大し、公開2週目で10位にランクインしました。エメラルド・フェネル(「プロミシング・ヤング・ウーマン」)が監督・脚本を担当。コーガン(「イニシェリン島の精霊」)は、貴族のような同級生の屋敷で奔放な夏を過ごすことになる、オックスフォードの学生オリバーを演じました。製作はフェネルのほか、ジョージー・マクナマラ、マーゴット・ロビー(ともに「バービー」)。週末3日間で興収170万ドルをあげました。
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