シアーシャ・ローナン×ポール・メスカルが夫婦役で共演 SFスリラー「もっと遠くへ行こう。」Prime Videoで24年1月5日独占配信
2023年11月21日 12:00
シアーシャ・ローナンとポール・メスカルが共演し、「LION ライオン 25年目のただいま」のガース・デイビス監督がメガホンをとったAmazon Original Movie「Foe(原題)」が「もっと遠くへ行こう。」のタイトルで、2024年1月5日よりPrime VideoでAmazonプライム特典対象として独占配信されることが決定した。
ローナンとメスカルが夫婦役を演じた本作は、2065年の近未来の世界を舞台に、結婚とアイデンティティについて描いた物語。原作は、デビュー小説「もう終わりにしよう。」もチャーリー・カウフマン監督によって映画化されたベストセラー作家イアン・リードの2作目となる小説。原作者のリードはデイビス監督とともに脚本を執筆しているほか、製作総指揮も兼務した。プロデューサーは「英国王のスピーチ」でアカデミー賞作品賞を受賞し、「LION ライオン 25年目のただいま」「パワー・オブ・ザ・ドッグ」でもアカデミー賞作品賞にノミネートされたイアン・カニングとエミール・シャーマン。
ヘン(ローナン)とジュニア(メスカル)は夫婦として、ジュニアの家系が代々受け継いできた人里離れた土地で静かに農業を営んでいた。しかし、招かれざる見知らぬ男(アーロン・ピエール)が驚くべき提案を携えて彼らの前に現れたとき、静かな生活は一変する。見知らぬ男は、「平凡な生活を望むのか、何か特別なものを望まないのか」と語り、ジュニアが宇宙への移住要員候補に選ばれたことを告げる。ジュニアは「自分たちは飛行機にすら乗ったことがない」と一笑に付すが、この提案は夫婦に向けたものではなく、夫のジュニアのみに対する提案で、ジュニアが宇宙にいる間はジュニアの“代わり”を家に置くというものだった。
妻ヘン役は「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」などでアカデミー賞に4度ノミネートされたローナン、夫ジュニア役は「aftersun アフターサン」でアカデミー賞主演男優賞ノミネートされたメスカルがそれぞれ演じ、ジュニアに驚くべき提案をする見知らぬ男テランス役でAmazon Originalドラマ「地下鉄道 自由への旅路」のアーロン・ピエールが共演した。
デイビス監督は、「この映画は物語がどこに向かっていくのか本当に分からないミステリーになっている。あなたが物語を追っているつもりで観ていても、実は本当の物語は全く違うものになっているのです」とコメントしている。
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