エルビス・プレスリーの妻を描くソフィア・コッポラ新作、メグ・ライアンのロマコメ復帰作などが登場!【全米映画ランキング】
2023年11月6日 21:00

ハロウィンシーズンと重なった先週の好調ぶりから一転、11月第1週の北米映画市場の興行成績は、年間を通して見てもかなり低い数字となりました。興行収入ランキングのトップ10には、新作3本がランクインしています。
トップ3の作品は、先週と同じ結果となりました。ジェイソン・ブラム製作で、人気ホラーゲームを映画化した「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」(ユニバーサル)が、1位をキープ。上映館数を増やし、週末3日間で興収1900万ドルをあげました。
2位のコンサートフィルム「テイラー・スウィフト THE ERAS TOUR」(Variance Films)は、週末3日間で興収1300万ドルを記録。
ほぼ週末のみの上映にも関わらず、累計興収は1億6500万ドルに達し、2023年公開作品の興収ランキングで14位にランクインしています。3位のレオナルド・ディカプリオ、マーティン・スコセッシ監督のタッグ作「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」(パラマウント)は、週末3日間で興収700万ドルをあげ、累計興収は5200万ドルを突破しました。
ミュージカル伝記映画「Priscilla(原題)」(A24)は、上映館を拡大し、公開2週目で4位にランクインしました。ソフィア・コッポラ(「The Beguiled ビガイルド 欲望のめざめ」)が脚本・監督を務めた本作は、伝説のロックンロールスター、エルビス・プレスリーの結婚生活を、彼の妻プリシラの視点を通して描いた物語。プリシラを演じたケイリー・スピーニー(「ビリーブ 未来への大逆転」)は、第80回ベネチア映画祭で最優秀女優賞を受賞しました。ジェイコブ・エロルディ(「底知れぬ愛の闇」)が、エルビスに扮しています。製作費2000万ドルに対し、週末3日間で興収500万ドルをあげました。
5位は、23年のサンダンス映画祭でフェスティバル・フェイバリット賞に輝いた「Radical(原題)」(Emick)。メキシコ国境の、暴力に満ちた町で働く小学校の教師が、生徒たちの可能性を引き出すために、斬新な教育メソッドを試みる姿を描いています。週末3日間で興収270万ドルを記録しました。
メグ・ライアンが監督・主演を務め、ロマンティックコメディに復帰する「What Happens Later(原題)」(ブリーカー・ストリート・メディア)は、9位でデビューしました。主人公ウィラ(ライアン)は、空港でのトランジット中に偶然、元恋人ビル(デビッド・ドゥカブニー)と再会。雪による悪天候で、ふたりは空港で一晩を過ごすことになります。製作費300万ドルに対し、週末3日間で興収150万ドルをあげました。
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