【10月1日はブリー・ラーソンの誕生日】もうすぐ新作「マーベルズ」公開! MCU5作品でキャプテン・マーベルの軌跡を振り返る
2023年10月1日 12:00
10月1日は、米俳優ブリー・ラーソンの34歳の誕生日。子役としてデビュー後、実力派女優として頭角を現し、「ルーム」(2015)で第88回アカデミー主演女優賞を、初ノミネートにして受賞しました。その後、自身の主演作「ユニコーン・ストア」(17)で映画監督デビューを飾り、多才ぶりを発揮しています。
そんなラーソンの代表作といえば、マーベル映画初の女性単独主演作で、タイトルロールに抜てきされた「キャプテン・マーベル」(19)。11月10日には、シリーズ第2弾「マーベルズ」の日米同時公開も控えています。そこで、元米空軍パイロットにして、最凶最悪の敵サノスをも圧倒した、アベンジャーズのヒーローであるキャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァースの軌跡を、ディズニープラスで配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)5作品で振り返ります。
アベンジャーズ結成以前の1990年代を舞台に、過去の記憶を失ったヒーロー、キャプテン・マーベルの戦いを描く。95年、ロサンゼルスのビデオショップに、空からひとりの女性が落ちてくる。彼女は驚異的な力を持っていたが、身に覚えのない記憶のフラッシュバックに悩まされていた。
戦闘民族クリー人のエリート特殊部隊「スターフォース」に所属し、司令官のヨン・ロッグ(ジュード・ロウ)によって、一流の軍人へと育て上げられたキャプテン・マーベル。その正体は、米空軍の元テストパイロットだった地球人のキャロル・ダンヴァースだった。そんな彼女の記憶に隠された秘密を狙い、正体不明の敵が姿を現し……。後にアベンジャーズ結成の立役者となるニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)も登場し、アベンジャーズ誕生のきっかけとなるヒーローの始まりが明らかにされる。
前作「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」で、インフィニティ・ストーンを6つ全て集めたサノス(ジョシュ・ブローリン)によって、人類の半分が消し去られてしまった地球。残されたアベンジャーズの面々は、わずかな希望と最強の絆を武器に、最後にして最大の逆襲に乗り出す。
フューリーからの緊急信号を受信し、一度は地球に戻り、アベンジャーズと共闘したキャプテン・マーベル。その後は、ヒーロー不在の惑星を守るため、地球外での救援活動に専念した。そして、多くの仲間が“アッセンブル”したクライマックスに颯爽と舞い戻り、サノスによって絶体絶命の危機に追いやられたアベンジャーズを、その規格外のパワーで援護し、一気に形勢を逆転させる活躍を見せた。本作では髪型をショートヘアに変更している。
最強の力を持ちながらも、それを封印してきた心優しきヒーロー、シャン・チー(シム・リウ)を主人公に描くアクション大作。キャプテン・マーベルは、本作のエンドクレジットの途中で挿入されるシーンに、ノンクレジットでカメオ出演をしており、ウォン(ベネディクト・ウォン)、ブルース・バナー(マーク・ラファロ)とともに、“テン・リングス”の解析に立ち合い、「こんな技術は見たことない」と語っている。
“アベンジャーズ”オタクの高校生で、キャプテン・マーベルに憧れるミズ・マーベル/カマラ・カーン(イマン・ベラーニ)の活躍を描くドラマシリーズ。第6話「ノーノーマル」のエンディング終了後、カマラがコスチューム姿で自室のベッドに倒れ込むと、左腕のバングルがエネルギー反応を示し、光り輝いた。次の瞬間、カマラは異空間に放り出され、姿を消してしまう。
入れ替わるように登場したのが、キャプテン・マーベルだった。自分のイラストやポスターが所狭しと貼られたカマラの“ヲタ部屋”に迷い込み、当のキャプテン・マーベルは「ウソでしょ」と戸惑いを隠せない様子。そして、画面には「MS. MARVEL will return in THE MARVELS」(ミズ・マーベルは「マーベルズ」で帰ってくる)のメッセージが表示された。
未知の脅威に立ち向かうため、キャプテン・マーベル、ミズ・マーベル、そして、宇宙ステーション「S.A.B.E.R.(セイバー)」に所属する敏腕エージェントのモニカ・ランボー(テヨナ・パリス)がチームを結成する。モニカは、キャロルのかつての親友の娘であり、当時11歳で「キャプテン・マーベル」に初登場。キャプテン・マーベルのスーツのデザインをし、宇宙に旅立つ際に送り出してくれた存在だ。
それぞれのパワーを発動すると、互いが入れ替わるという謎の現象が起こるなか、キャプテン・マーベルの“ある過去”を憎み、彼女を“破壊者”と呼ぶ謎の敵が出現する。チームは組んだものの、足並みが揃わずチームワークはゼロ。果たしてキャプテン・マーベルは、持ち前の“規格外のパワー”と“不屈の心”を発揮し、仲間とともに勝利を収めることはできるのか――?
PR
©2024 Disney and its related entities
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。