米アップル、人気クリエイターとの包括契約を一時保留に
2023年9月22日 12:00

長引くダブルストライキを受け、ウォルト・ディズニーやワーナー・ブラザース、NBCユニバーサルといったハリウッドのメジャースタジオが次々とテレビドラマの制作をストップするなか、米アップルが複数の制作会社との包括契約およびファーストルック契約を一時保留する決定を下したことが明らかになった。
米Deadlineによると、アップルが契約を保留した制作会社には、ナタリー・ポートマンがソフィ・マス(「君の名前で僕を呼んで」「アド・アストラ」)と共同で設立したマウンテンA、アダム・マッケイ監督(「マネー・ショート 華麗なる大逆転」「バイス」)のハイパーオブジェクト・インダストリーズなどが含まれている。
昨年4月にアップルTV+と複数年にわたる独占包括契約を結んだトム・ハンクス率いるプレイトーン、マーティン・スコセッシ監督のシケリア・プロダクションズに関しては、それぞれ新ドラマシリーズ「Masters of the Air(原題)」、映画「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」とすでに進行中の企画が存在することから、現行の契約が継続されるという。
5月に米脚本家組合(WGA)がストライキに突入したことで、人気ドラマシリーズのクリエイター陣が一斉に脚本執筆を中断せざるを得なくなったのに続き、7月には米俳優組合(SAG-AFTRA) がストライキに加わったため、脚本が完成していた作品に関して撮影続行が不可能になってしまった。そうした事態を受け、ヒット作を輩出すべくトップクリエイターたちと独占包括契約を結んでいたハリウッドメジャー各社は立て続けに契約中断を発表。
ワーナー・ブラザース・テレビジョンは、J・J・エイブラムス(「ウエストワールド」「ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路」)、グレッグ・バーランティ(「THE FLASH/フラッシュ」「レジェンド・オブ・トゥモロー」)、ミンディ・カリング(「私の“初めて”日記」)、ディズニーはジーナ・ロドリゲス(「未来の大統領の日記」)、ヒットドラマ「THIS IS US 36歳、これから」で共演したマイロ・ビンティミリア、マンディ・ムーア、ジャスティン・ハートリーのトリオ、マーク・ウェブ(「ザ・ソサエティ」)、NBCユニバーサルは「サタデー・ナイト・ライブ」の生みの親として知られるローン・マイケルズ、ドウェイン・ジョンソンといった具合に、話題の人気ドラマシリーズを手がけるヒットメイカーとの契約を各社軒なみ中断。今後予定していた新作ドラマのラインアップに大きな影響が及ぶのは必至とみられる。
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