ソフィア・コッポラ、元夫の監督作「her 世界でひとつの彼女」を見ていないと告白
2023年9月14日 22:00

ソフィア・コッポラ監督が出世作「ロスト・イン・トランスレーション」の20周年を記念し、米ローリング・ストーンの独占取材を受けている。
同作は、異国の東京で出会ったハリウッド俳優(ビル・マーレイ)と、アメリカ人の若妻(スカーレット・ヨハンソン)が心を通わせていくさまを描く作品。コッポラは、監督第2作にしてアカデミー賞4部門にノミネートを果たし、脚本賞を受賞している。
実際、コッポラによると「ロスト・イン・トランスレーション」のプレミアで、ジョーンズの盟友であるミシェル・ゴンドリーに叱られたという。ゴンドリーは、ジョーンズがプロデューサーを務める「ヒューマンネイチュア」で映画監督デビューを果たしていた。
コッポラ「彼はスパイクをかばうつもりで、私のプレミアで私を責めたんです。あとで謝罪してくれましたけどね」
一方、元夫のジョーンズも、2013年公開の「her 世界でひとつの彼女」でコッポラに“仕返し”をしている。同作は傷心の作家(ホアキン・フェニックス)がAIと恋に落ちていくさまを描く作品だが、主人公の元妻はソフィア・コッポラをモデルにしていると言われる。
つまり、離婚したクリエイター2人は、それぞれの作品を通じて破綻した結婚生活を振り返っているのだ。
「her 世界でひとつの彼女」の感想を求めると「見たことがない」とコッポラは返答。
「みんながあの映画が好きなのは知っているけど、私は見ていない。ルーニー・マーラが私を演じているのを見たいと思わないもの(笑)」
コッポラ監督の最新作は「プリシラ(原題)」。エルビス・プレスリーの元妻で、「裸の銃を持つ男」シリーズの女優としても知られるプリシラ・プレスリーを題材とした伝記映画で、ベネチア国際映画祭でワールドプレミアが行われた。
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